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楽天・藤平尚真投手、キャンプで魅せた147キロの熱投

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楽天イーグルスの藤平尚真投手(26)が、沖縄・金武キャンプの第2クール2日目において、寒さを感じさせない熱投を見せた

気温12度という南国らしからぬ気候の中、ブルペンに入り、今キャンプ最多となる118球を投げ込んだ

藤平はその際、最速147キロを記録し、ブルペン捕手を驚かせるホップ成分が高い直球を披露した

藤平選手の意気込みと技術的な進化

「よいしょ!」という気迫のこもった声がブルペンに響き渡る中、藤平は当初の予定の60~70球を遥かに超え、118球の投球に挑戦

また、ユニフォームは汗でびっしょりに

この日の熱投は、自身の体調が良いことを実感させる瞬間となったようで、「すごいいい状態で投げれてた」と振り返った

ホップ成分とは?

ホップ成分とは、ピッチャーが投げたボールが打者に到達するまでの間にどれだけ上下運動をしたかを示す指標である

ホップ成分が高いボールは、打者にとって制球が難しくなるため、効果的な投球となる

藤平選手の成長と意識

藤平は、自身のボールについて「昨年のキャンプ時よりホップ成分が15センチ高かった」と言い、自己の成長を強調した

具体的には、回転軸を意識し、ボールをより上から叩くことを心掛けた結果だとしている

また、ボールの指の角度も昨年と比べて向上していると説明した

今季の展望
昨シーズンは先発から中継ぎに転向し、47試合に登板、1セーブ、20ホールドを達成した藤平は、今季も勝ちパターンを担う意欲を示している

「周りからの見られ方は昨年と全然違う」と感じており、その期待に応えるべくしっかりとした姿勢でシーズンに臨む決意を語った

藤平選手の成長が注目される昨今、特にブルペンでの投球における高いホップ成分や、意識している回転軸に関する言及は、今後のパフォーマンスに期待が高まる材料となる。彼の意識的な努力がどのように活かされるのか、シーズンが進むにつれて注目されるだろう。
キーワード解説

  • ブルペンとは? ボールを投げるための練習環境で、投手が投球するためのスペースのこと。
  • セーブとは? 試合の終盤で投手が登板し、チームの勝利を守るために投げること。一定の条件を満たす必要がある。
  • ホールドとは? 中継ぎ投手が試合を勝ちに導くために登板し、試合を有利に進めた場合に付与される記録。

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