気温12度と肌寒い環境にもかかわらず、藤平投手は「体もしっかり動いていましたし、すごくいい状態で投げれていたので」と語り、期待以上の投球内容に手応えを感じた様子です
投球内容と成績
藤平投手の最速球速は147キロに達し、「昨年のキャンプの時よりもホップ成分が今日は15センチぐらい高かった」と明かしましたこの「ホップ成分」とは、ボールがリリースされた後にどれだけ急激に浮き上がるかを示す指標です
彼は「上からしっかりボールを叩いて、縦にボールを伸ばすイメージで自主トレからやってきた
その成果を数字で感じられてよかった」と自信に満ちた表情でコメントしました
昨シーズンの活躍
藤平投手は昨シーズン、先発から中継ぎに転向し、後半戦ではセットアッパーとして47試合に登板防御率1.75、1セーブ、20ホールドという素晴らしい成績を収めました
シーズン終了後には「侍ジャパン」の一員として第3回プレミア12に出場し、チーム最多の6試合に登板
彼の防御率は驚異の0.00で、12回の三振を奪い奮闘しました
この活躍により、藤平投手の知名度は一気に高まりました
新守護神への道
プロ9年目を迎える藤平投手は、「周りからの見られ方が、去年と全然違うなと自分でも感じています」と報告新守護神への期待が高まる中で、「あまり浮足立たないように地に足をつけて、もう1度、7、8、9(回)をつかみ取りに行くぞという気持ちでやってます」と意気込みを述べました
藤平尚真投手のブルペンでの投球は、彼の成長と直近の成功を物語っています。新守護神として期待される中、前年とは異なる自己の立ち位置を実感している様子で、今季への意欲が伺えます。彼の成長がチーム全体にも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンは、投手が試合中に投球の準備をする場所であり、選手がリリースを行うスペースです。
- セットアッパーとは?:セットアッパーは試合の中で、先発ピッチャーが降りてからクローザーに繋ぐ役割を持つ投手のことを指します。
- ホールドとは?:ホールドは、投手が試合で勝利の可能性がある局面で登板し、試合を維持した状態で後続の投手に交代することを意味する成績です。