宜野湾キャンプ第2クールの2日目、庄司選手は初の実戦形式となるライブBP(バッティング・プラクティス)に登板しました
ライブBPとは、選手が実際に打者に対して投球を行い、そのパフォーマンスを試す練習の一環で、特にピッチャーが自分の投球を実践で測る貴重な機会となります
この日、庄司選手は打者6人に対して安打を許さず、最速140キロの直球を披露しました
直球にはホップ成分が多く含まれており、打者にとっては捉えづらいボールとなりました
庄司選手は「真っすぐの走りが良かった」と語り、捕手の松尾汐恩選手からも同様の評価を受けたことを喜びました
庄司選手は1軍キャンプの中で唯一の育成選手として、首脳陣への大きなアピールの場となったこの練習で、自身の投球を冷静にコントロールしました
自主トレーニングでメジャーリーグのカブスに所属する今永昇太投手から、熱意を持ち過ぎないようにとの助言を受け、その項目をスマートフォンのメモとして毎日確認しています
彼は「冷静さを保ちながら、持ち味の熱さも出せれば」と意気込みを語っています
この日は沖縄の最低気温が13度と、選手たちにとっては寒さが厳しい一日でした
海からの冷たい風に選手たちが耳や首を覆う中、庄司選手にとっては故郷・青森の寒さと比べれば「まだまだ温かい」と自信を持って臨んでいました
彼は「アピールは勝手についてくるので、まずは自分の持っているものを出していきたい」と語り、今後のさらなる成長への期待が高まります
最後に、DeNAの三浦監督も庄司選手に対して「真っすぐが良かった」と高評価をしました
今後の彼の成長に注目が集まります
庄司選手のライブBPでの投球は非常に印象的でした。育成選手として1軍キャンプに挑む姿勢は、これからのシーズンに向けた期待感を高めます。彼の持つ技術と冷静さ、そして熱意がどのように成長するのか注目したいです。
キーワード解説
- ライブBPとは?選手が実際の打者に向かって投球し、自分の投球技術を試す練習で、ピッチングの実力を測るための重要な場面です。
- ホップ成分とは?ボールが空中で弾むように動く特性を指し、打者にとっては打ちづらいスピンのかかったボールのことです。