キャンプ3度目のブルペン投球では、最高気温13度の寒さにもかかわらず、自信に満ちた半袖姿で登場し、果敢に68球を投げ込んだ
松坂氏の注目を集めながら行われた投球練習で、伊藤投手は「いいね」との言葉を直々に受けることができ、「自信になりましたし、大先輩なので見に来てもらって嬉しく思います」と笑顔でコメント
昨季は4勝5敗、防御率4.62という成績で、2年連続の2桁勝利には惜しくも届かなかったことから、今季への意気込みは強い
フォームの微調整と新たな目標
今季は、伊藤投手の代名詞である右腕を高く上げるフォームを微調整して臨む昨年はフォームの問題で切り返しが上手くいかなかったという反省から、右腕の位置を頭の上から顔の位置に変更した
「投げていてしっかり切り返せる腕の高さを確認しながらオフを取り組みました」と自身の成長を語った
充実したオフシーズンからのスタート
伊藤投手は今キャンプについて、例年よりも早いペースでの仕上がりを感じており、現在の完成度を「80%くらいですかね」と自信を持って答えた「昨年は悔しい思いをしたので、1年間ローテーションを守って波のない投球を見せたい」と力を込めた
目標は「最多勝」と「2桁勝利」を掲げ、タイトルを取るための成績を残す決意を固めている
大先輩からのエールを力に変え、伊藤投手の今後の活躍が期待される
伊藤将司投手が松坂大輔氏からの高評価を受け、その意気込みを新シーズンに向けて強めている様子が印象的です。特にフォームの微調整に取り組んでいる姿勢が、昨年の悔しい経験を活かすことを意図しているのが感じられ、期待が高まります。
キーワード解説
- ブルペンとは?ブルペンは投手が試合中に試合を待ちながら練習する場所で、ここで調整することが重要です。
- 防御率とは?防御率は投手の成績を示す指標で、被打数や得点数を基に計算され、数値が低いほど優れた成績を意味します。
- ローテーションとは?ローテーションは、各投手が試合に出場する順番を決めることで、出場頻度を均等にし疲労を考慮した戦略です。