この中、ファンの関心はチームの勝利だけでなく、個々のタイトルホルダーが誰になるのかにも向けられている
昨シーズンの本塁打数では、セ・リーグのトップはヤクルトの村上宗隆内野手が記録した33本、パ・リーグではソフトバンクの山川穂高内野手が34本を放ち、2人がそれぞれのリーグでその座を勝ち取った
そこで各球団の直近の本塁打王を調査したところ、阪神タイガースが最も本塁打王から遠ざかっていることが明らかとなった
阪神が最後に本塁打王を輩出したのは1986年のこと、選手はバースという、伝説ともいえる選手だった
それ以降は、2009年に金本知憲が37本を打ったものの、タイトルは中日のブランコに奪われる結果に
さらに2010年にはブラゼルが47本を放つも、タイトルホルダーは巨人のラミレスにさらわれた
他のリーグでは、2020年の短縮シーズンで大山悠輔が28本塁打を放ってタイトル争いに参加したが、岡本和真(巨人)が31本でトップに
こうして21世紀に入ってから阪神は、本塁打王にすら届いていない唯一の球団となっている
次に遠ざかっているのは広島で、こちらはエルドレッドが2014年に37本を打って以来、タイトルを獲得していない
パ・リーグの方を見ると、2016年には日本ハムのレアードが39本を記録しているが、その後のパ・リーグの5球団は2020年代に本塁打王を輩出している
阪神の本塁打王誕生を望むファンの声は複雑で、ネットでは「甲子園は広すぎる」や「どうした?」「かなり前に遡らないと」といったコメントが寄せられている
阪神タイガースの本塁打王からの長い干ばつは、ファンにとっても残念な状況です。1986年以降、本塁打王が出ていないことは球団の歴史を考えると意外でもあります。特に、近年も有力な選手がいる中でタイトルを逃していることに不満を感じているファンも多く、チームの今後が注目されます。
ネットの反応
阪神タイガースのファンからは、甲子園球場の広さやその影響についての多くのコメントが寄せられています
特に、ラッキーゾーンが撤廃されてからチームから本塁打王が出ていないことが指摘されています
ファンは、この状況について「左打者にとって甲子園は厳しい球場である」と共感する声が多く見受けられました
金本選手やブラゼル選手のように、広い球場でも高い成績を残す選手は例外的であるとの意見も寄せられています
また、大きな影響を及ぼす「浜風」についても言及され、風向きが選手の打撃に影響を与えているとの見解が示されています
このような状況の中で、本塁打数よりも試合に出ることの方が重要だとの意見もありました
特に、阪神タイガースの選手たちは、「ホームラン王」になることよりも、チームとしての優勝を目指しているという意識が強いようです
多くのファンは、甲子園の広さを欠点ではなく、投手有利な球場として活かせるチーム作りを支持する姿勢を見せています
また、現在の状況を受け入れ、打者には運の要素や努力が求められるとの意見もありました
さらに、ラッキーゾーンを復活させることが本当にチームのためになるのか、トレードオフの重要性が強調されています
このようなコメントからは、阪神タイガースの現状を真剣に考えているファンの姿が伺えます
今後の選手たちの成長や甲子園でのパフォーマンスの変化が期待される中、ファンはチームの成功を祈り続けています
ネットコメントを一部抜粋
そう考えるとラッキーゾーン撤廃してからは、タイガースから本塁打王が出ていないということになるわけですね。
特に左打者にはかなり不利な球場。ただその中で40本以上の成績を残した金本、ブラゼルは別格だなと改めて思わせられます。
まぁ広さは有るわな。だから育たないってのは有ると思わないでも無い、選手からしたらホームラン王より試合に出ることが大切やしね。
甲子園が広いのではなく、単に実力不足では?
甲子園はラッキーゾーン復活が無いと厳しいと思う。
キーワード解説
- 本塁打王とは?プロ野球において、シーズン中に最も多くの本塁打を記録した選手に授与されるタイトルのこと。
- キャンプインとは?プロ野球選手がシーズン開始前に行うトレーニングのこと。選手たちは体力や技術を磨くために集まる。
- 短縮シーズンとは?何らかの理由で試合数が減少したシーズンのことで、主にイベントや野球以外の事情により影響を受ける。
- タイトルホルダーとは?特定の記録や成績で優れた成績を収めた選手のことで、例えば、本塁打王や打率王などがある。

