この投球練習は、球団の三木谷浩史オーナー(59)や先輩選手の岸のユニフォームを着た辰己が行い、彼の新たな挑戦への意気込みを示しました
辰己は自身の目標として「トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)」と「1登板無失点」を掲げています
投球練習では制球が安定せず、7球中1球のみがストライクでしたが、その中でスピードは際立っていました
4球目には149キロを投げ、続く5球目には152キロに達し、ガッツポーズを見せました
この様子はファンの大きな歓声を呼び、辰己は「夢の中で160キロを投げたこともある」と話し、自らの成長を楽しんでいる様子でした
また、三木谷オーナーは辰己の挑戦を「関西弁でいう“やってみなはれ”の精神」と称賛し、球速の向上を喜びました
しかしながら、球団の石井一久GM(投手として日米通算182勝)は評価を厳しく、「残念ながら不合格
スタミナがもう少し必要」とコメント
辰己は「暖かくなると球速も増す」と前向きに語りつつ、これからも挑戦を続ける姿勢を見せています
この春季キャンプ中、辰己の投球に対して日本ハムの新庄剛志監督もエールを送り、「新しい挑戦、可能性があれば」と期待を寄せています
投手としての道を追い続ける辰己の姿は、ファンや球団にとっても注目の的といえるでしょう
今回の辰己選手の投球練習は、彼の新たな挑戦への意気込みが感じられました。152キロというスピードは素晴らしいですが、制球やスタミナの面での課題も明らかです。ファンの期待を背負いながら、今後の成長を楽しみにしたいと思います。
キーワード解説
- トリプルスリーとは?:トリプルスリーは、一人の選手がシーズン中に打率3割、30本塁打、30盗塁を達成することを指し、非常に難易度の高い偉業とされています。
- 二刀流とは?:二刀流とは、野球選手が投手と野手の両方としてプレーするスタイルを指し、特に大谷翔平選手が有名です。