その中でも特に注目を集めているのが、リーグ連覇と13年ぶりの日本一を目指す読売ジャイアンツの阿部慎之助監督（45）です
しかし、ストーブリーグでの活発な動きにより、大きな“難題”に直面しているようです
今オフ、巨人は70億円という巨額の資金を投入し、選手を補強したのですが、その結果、抱え込んだ戦力を有効に活用できるかという疑問が浮上しています
阿部監督は、現状でレギュラーを明言しているのはセカンドの吉川尚輝（29）と主砲の岡本和真（28）だけです
彼らのポジション次第で、今季のチーム構成が大きく変わる可能性があります
スポーツ紙のデスクによると、岡本はメジャー行きを見据え、レフトでの起用が考えられていますが、その場合、外野のポジションが非常に混乱することになるでしょう
センターはヘルナンデス（30）がほぼ確定とされており、レフトには岡本の控えとして秋広優人（22）や佐々木俊輔（25）、西武からトレードで加入した若林楽人（26）が控えています
特に外野のレギュラー候補は9人にも上り、実績のある丸佳浩（35）が弾き出される可能性もあります
阿部監督は元日のインタビューで「岡本の守備位置はサードかレフトが考えられるが、坂本勇人（36）がサードで元気であれば、岡本はレフトになるだろう」と示唆しています
サードには中山礼都（22）や新人の荒巻悠（22）という若手も控えているため、岡本がサードに回る場合、坂本は窮地に陥ることになります
さらに、坂本をファーストに回すプランも考えられていますが、阿部監督は3Aでトリプルスリーを達成した新助っ人のキャベッジ（27）をファーストに固定し、5番打者として起用する計画を持っています
このような状況の中、昨季はレギュラー確定と思われていた坂本ですが、今季のポジション争いでは逆境に立たされる可能性が高まっています
今回の巨人の状況は、補強がもたらす嬉しい悲鳴とも言えるでしょう。選手層が厚くなった分、激しいポジション争いが予想されます。特に岡本選手のレフト起用が他の外野手に与える影響は大きく、どの選手がスタメンになっても不思議ではありません。指導者の戦略がどのように結果に結びつくのか注目です。
ネットの反応
最近のコメントでは、巨人の選手間での激しいポジション争いが取り上げられています
特に外野のレギュラー候補が岡本を含めて9人もいることから、丸も控えになってしまう可能性があるという意見が多く寄せられています
ファンは、昨シーズンの若手選手たちがポジション争いで期待に応えられなかったことを懸念しており、岡本のレフト転向によって他の選手を活かせるのではないかという意見もあります
また、捕手のポジションに関しては、小林が菅野とのコンビで起用されることが多いため、大城の出番が少なくなるのではないかという指摘もあります
選手の実力だけでなく、監督の判断やチームの戦略も重要視されているようです
加えて、ヘルナンデス選手の復帰時期や岡本選手がメジャー移籍を考えているのかどうかなど、選手層が厚い一方で実戦ではうまく機能しない可能性があるとの意見も出ています
このように、多くの選手が考慮されている巨人では、ポジション争いがどのように展開されるのか、シーズンに向けて関心が高まっています
ネットコメントを一部抜粋
小林は既に去年６月以降は菅野としか使われてないし、逆に大城はペナント終盤ほど出番を増やしてる。
岡本がレフトに入るなら確定。ヘルナンデスも候補にはなるけど外国人枠次第かな。
各ポジションが飽和状態のチームにありがちなのが、選手層は厚いが、実戦では上手く機能しないケース。
長ペナントレースなので、選手層が厚い方が良い。
外野のレギュラー候補が9人と言っても外野で絶対的レギュラーは居ないからね。
キーワード解説
- ストーブリーグとは？：ストーブリーグは、シーズンオフに行われるトレードや選手獲得などの活動を指します。名の由来は、選手たちがストーブの周りに集まって話をする様子から来ています。
- トリプルスリーとは？：トリプルスリーは、一人の選手がシーズン中に30本以上の本塁打、30盗塁、打率.300以上を達成することを指します。非常に難しい業績とされています。
