エンニー・ロメロ投手がジャイアンツとマイナー契約を締結、メジャー復帰を目指す

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かつて中日ドラゴンズや千葉ロッテマリーンズに所属していた左腕投手のエンニー・ロメロ(34)が、米大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びました

このことは、米国の移籍情報サイト「トレードルーマーズ」によって7日に報じられました

ロメロ投手は、メジャーキャンプに招待選手として参加することが決まっており、2018年以来のメジャー登板を目指しています

ロメロ選手の経歴と成績

ドミニカ共和国出身のエンニー・ロメロは、2019年に中日に加入し、その年のシーズンでは21試合に出場し8勝10敗、防御率4.26を記録しました

翌年の2020年には、開幕前に左肩の手術を受けることになり、公式戦での登板はありませんでした

その結果、シーズンオフに中日から戦力外となりました

その後、2021年のシーズン途中からロッテに移籍し、2022年までプレーしました

NPB(日本野球機構)での通算成績は45試合で17勝19敗、防御率3.60という数字です

最近の活動と来シーズンの展望

ロメロ選手は2023年から母国ドミニカ共和国でのウインターリーグに参加しており、競技の続行を図っていました

「トレードルーマーズ」によると、ジャイアンツは現在、救援左腕が不足しているため、ロメロ選手がメジャーリーグで起用される際には、ローレバレッジ(緊急度が低い状況での投手起用)のリリーフとしての可能性が高いとされています

感情的なプレーが記憶に残る

ロメロ選手は中日時代の2019年5月2日に、東京ドームで行われた巨人戦において、同点に追いつかれた際にグラブをマウンドに叩きつけるなど、感情を爆発させるプレーでも注目を集めました

このような熱い姿勢が、今後の選手活動にも影響を与えることでしょう

エンニー・ロメロ選手がジャイアンツとマイナー契約を結んだことは、彼の再起を図る重要なステップです。特に、彼が過去に見せた感情的なプレーが観客に与える印象は強く、今後のパフォーマンスへの期待が高まります。特に救援左腕が不足しているジャイアンツにとって、彼の存在は心強いものになるかもしれません。
キーワード解説

  • マイナー契約とは?:マイナー契約は、メジャーリーグのチームと選手が結ぶ契約の一部で、選手がメジャーリーグの試合には出場せず、主にマイナーリーグでプレーすることを意味します。
  • 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標で、投手が投げたイニング数に対して与えた自責点の割合を表します。数値が低いほど、投手の成績が良好であることを意味します。
  • ローレバレッジとは?:ローレバレッジは、試合の重要度が低い状況で投手が投げる場合を指します。通常は、リードしている時、または負けているが追いつく可能性が低い時に起用されます。

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