これは東浜にとって4度目のブルペン投球であり、実戦に向けた準備が進んでいることを示している
この日の投球では、捕手を座らせた状態で92球を投じた
特に、改良を重ねてきたチェンジアップの試投が多く見られ、その変化球の精度に磨きをかけている
「しっかり変化が出るようなボールにはなっている」と語る東浜の表情には自信が感じられる
また、低めに制球された力強い直球も健在で、「これは生命線になってくる」とその重要性も強調した
今シーズンからは、和田毅氏が引退したため、東浜は又吉克樹選手と並び、投手陣の最年長となった
これに対し、「肩肘張らずに今まで通りにいれたら」と意識しつつ、チームの良い雰囲気作りに貢献したいと語った
さらに、注目は激化する先発ローテーション争いだ
「アピールする立場」とその自覚を持ち、「もうやるしかないと思っています
周りに対して一喜一憂せず、しっかりと自分のやるべきことを実践していきたい」と力強く意気込みを語った
東浜選手のブルペン投球は、実戦に向けた重要な一歩として、大きな意味を持たれる。特に、先発ローテーション争いが激化するなかでの彼の自覚と意気込みは、チーム全体に良い影響を与える可能性が高い。本来の実力を発揮すれば、今シーズンのチームへの貢献も期待できるだろう。
キーワード解説
- ブルペン投球とは?:投手が試合前やリハビリの一環として投げる練習で、試合の緊張感とは異なる環境で投球フォームや球種を確認することが目的です。
- チェンジアップとは?:速球に続けて投げることで打者のタイミングを外す変化球で、投げ方は直球と似ていますが、ボールの握りやリリースのタイミングを微妙に変えることで、スピードが落ちた球となります。
- 先発ローテーションとは?:シーズン中に一定の間隔で先発投手が試合を投げる順番のことで、各投手の疲労を分散しつつ、調子を維持させるために重要です。