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阪神・新外国人ヘルナンデスが紅白戦で圧巻のパフォーマンスを披露

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<阪神紅白戦:白組1ー5紅組>◇8日◇沖縄・宜野座 阪神タイガースの新外国人選手、ラモン・ヘルナンデス内野手(28)が、8日に行われた紅白戦で強烈な存在感を発揮し、チームの期待を一身に背負った

紅組の「4番DH」として先発したヘルナンデスは、2打席目に適時二塁打を放ち、初安打初打点を記録した

ヘルナンデスのインパクト

試合は、紅組が白組に対して5-1で勝利した

特に3回1死一、二塁でのヘルナンデスの打撃は観客の心を掴んだ

相手投手の初球を捉え、右翼線へ高く舞い上がる飛球を打ち、逆風にも関わらず適時二塁打を記録した

体格とテクニック

ヘルナンデスは身長193センチ、体重102キロという身体能力の高さを活かしたプレーで注目されている

昨シーズンはメキシカンリーグで22本の本塁打を放ち、今キャンプでも強打の片鱗を見せている

しかし、彼のバットコントロールは意外にも柔らかく、これが日本野球への適応力にもつながっている

キャンプでの取り組み

ヘルナンデスは、キャンプの初日から4日間連続で特打を行い、56スイング中11本を柵越えさせる記録を残した

監督からの指示に従い、逆方向への意識を強めることで試合でも結果を出せたと語った

この日のパフォーマンスに対し、監督も満足の表情を見せた

ポジション争いとチーム展望
ヘルナンデスは今後、レギュラー争いにおいて重要な存在となる可能性が高い

阪神の三塁は昨季120試合出場した佐藤輝が最有力視されているが、ヘルナンデスも一、三塁、左翼を守れる選手としてアピールを続けている

監督は「取り組んできたテーマに対して、実践での結果が出たのが良かった」とし、他の選手にも良い影響を与えることが期待されている

今後のヘルナンデスのパフォーマンスに注目が集まる

阪神の新助っ人、ヘルナンデスが紅白戦で素晴らしいプレーを披露したことは、チームだけでなくファンにとっても期待を高める出来事である。シーズンに向けた良いスタートを切ることができ、今後の活躍が非常に楽しみだ。これからの試合でも彼の成長と貢献を見続けたい。
キーワード解説

  • 紅白戦とは? - プロ野球チームがキャンプ中に行う内部試合のことを指し、選手の状態や力を確認するために行われる。
  • メキシカンリーグとは? - メキシコで開催されるプロ野球リーグのことで、外国人選手の活躍の場として知られている。
  • 逆方向への意識とは? - バッティングにおいて、打球を外野の逆方向(右方向)へ飛ばすことを意識すること。これにより、守備の隙間を突くことができる。

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