昨年11月に左肩を脱臼したドラフト1位の佐々木泰内野手(22歳、青山学院大学卒)は、負傷の影響から2軍調整が続いていましたが、ついにフルメニューを消化しました
復調への道
佐々木選手は「走攻守全てでレベルアップを目指している」と意気込みを語りましたここでの「走攻守」とは、ランニングや守備、打撃のすべての技術向上を指します
練習内容と成果
午前中の守備練習を終えた後、午後からは打撃練習に移り、彼はその中で集中的なフリー打撃を行いましたフリー打撃は、ピッチャーが投げるボールに自由にスイングする練習方法です
佐々木選手は、合計143スイングを行い、13本のホームランを放つなど豪快なスイングを披露しました
この中には場外弾も含まれており、彼のパフォーマンスが好調であることを示しています
肩の回復状況
さらに走塁練習では、スライディングを解禁し、患部の回復具合も良好だと報告されました彼は「何も考えず、とことん全力を出し切り、2月のキャンプを終えられるように頑張りたい」と語り、今後のさらなる向上を誓いました
広島の佐々木選手の復帰については、彼の努力と意気込みが感じられます。特にフルメニューを消化し、好成績を残す姿はファンにとっても期待感を持たせるものでしょう。今後の活躍にますます目が離せません。
ネットの反応
読者からのコメントでは、佐々木選手の打撃練習によって感じられる希望について強調されています
カープ打線が苦戦する中、佐々木選手のホームランを含む圧巻のパフォーマンスはファンにとって喜ばしいニュースです
しかし、怪我からの復帰という背景もあり、無理をせず段階を踏んで成長して欲しいとの声が多く見られます
また、貧弱な打線の中では、彼が果たす役割が大きいとの意見もあり、ルーキーの活躍が期待されています
さらに、適切な起用法についての議論もあり、内野や外野のポジションにおける競争が注目されています
一方で、試合での実力がまだ未知数な部分も指摘されています
コメントの中には、曲がり球に対する対応が重要だという意見や、将来的に素晴らしい選手になる予感を感じさせる意見もあります
カープファンの中には、彼が攻撃力不足を補う重要な存在になるとの期待が広まっていることが伺えます
全体として、佐々木選手への期待は高まっているものの、それに対して慎重さも求められているのが特徴です
新井監督が新たな選手起用をどう行うのか、今後の紅白戦やシーズンでのパフォーマンスが大いに注目されることになるでしょう
ネットコメントを一部抜粋
打撃練習でさえホームランの話が全く出なかったカープ打線の中では間違いなく希望の光ですね。
脱臼明け無理はしなくて良いし、無理に開幕に合わせなくて良い。
怪我の回復が気になりますが、ある程度長打が打てる右打者は希少なので、積極的に起用して欲しい。
やはり飛距離は天性のもの。多いに期待したいが、実戦はべつ。
期待しかない。
キーワード解説
- フリー打撃とは? 選手が投手から投げられるボールに対して自由に打つ練習のことです。この練習では選手が好きなようにスイングでき、技術や調子を確認できます。
- スライディングとは? 走者が塁に到達する際に、体を滑らせてベースに触れる技術です。この技術は、走塁のスピードや安定性を向上させるために重要です。
- 走攻守とは? 野球において、走塁(走る技術)、攻撃(打撃技術)、守備(守る技術)の3つを総称する言葉です。それぞれのパフォーマンスを高めることが求められます。

