日本ハム・玉井大翔投手、フォーム改造を経て紅白戦で実戦初登板無失点の好投

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
沖縄・名護キャンプで行われた紅白戦において、北海道日本ハムファイターズの玉井大翔投手(32)が、2番手として登板し、無失点の好投を披露しました

この試合は、白組が紅組に対して1対1の引き分けに終わっています

玉井投手は、上手投げからスリークォーター投法にフォームを変更して臨みました

このスリークォーター投法は、投手が肩をほぼ水平に保ちながら投げるフォームで、腕を振りやすくし、バッターにとっても球の軌道を読みづらくなります

彼はこの試合で3人の打者に対して、内野ゴロ2つと空振り三振1つを奪い、1回を無失点で抑えました

登板後、玉井選手は「結果が出たことに安堵している」と語り、今季への意気込みを示しました

プロ入りから9年目を迎える玉井選手は、昨年は腰椎椎間板ヘルニアの影響で1軍登板がなかったことから、今年は特に覚悟を持ってシーズンに臨んでいます

秋季練習から取り組んだフォーム改造は「今のままでは駄目だ」と感じた結果であり、フォームの習熟度は「8割くらい来ている」と自身の成長を確信しています

持ち味のシュートも改良を加え、「少し曲がりが大きくなった」と手応えを感じています

新庄剛志監督は玉井選手の変身ぶりに対し、「面白くなっている」と期待を寄せており、今後の成長に期待がかかります

玉井選手の挑戦は、沖縄の冷え込む空の下で始まりました

彼がこの新たな体制でどのような結果を残すのか、今後の活躍が楽しみです

玉井投手の挑戦は、苦しい過去を振り返りながら前に進む力強い姿勢を感じさせます。彼のフォーム改造に対する真剣さと熱意が、今後の日本ハムの戦力にどれだけ影響を与えるのか、ファンは期待を寄せています。
キーワード解説

  • スリークォーター投法とは?投手が肩をほぼ水平に保ちながら投げるフォームで、バッターに球の軌道を読まれにくくする。
  • 腰椎椎間板ヘルニアとは?背骨の腰の部分にある椎間板が変形または損傷し、痛みやしびれを引き起こす病気。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。