落合氏は、菅野投手が過去に挑戦したポスティングシステムでのメジャー移籍が叶わなかったことを振り返り、「彼の場合は日本での成績をひっさげてね
今度はFAで行くことで、並々ならぬ覚悟の上での挑戦と思う」と思いを述べました
ポスティングシステムとは、海外リーグへの移籍を希望する選手が利用できる制度で、チームが選手を特定の条件で獲得する権利を他のチームに売却する仕組みです
しかし、菅野選手は2020年のオフにこの制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指したものの、契約に至ることはありませんでした
続けて落合氏は、菅野投手が昨年15勝を挙げ、セ・リーグ最多勝及び最高勝率の2冠を獲得し、最優秀選手(MVP)に輝いた実績が自信へと繋がっているとの見解を示しました
「去年やった実績が、自分の中で相当自信になっていることだけは確かです」と、菅野選手の復活を後押しした意義を強調しました
ただし、落合氏は年齢的な懸念についても触れ、「年齢的なもので過酷なアメリカの野球
それを克服できるかどうか」と、菅野選手の体力面に対する不安を示しました
最後には「いい結果を出してくれればいいですけどね」と新たな環境での成功を願いました
菅野智之投手のメジャー挑戦は日本野球界にとっても大きな期待が寄せられる案件です。落合博満氏のコメントからは、菅野選手の過去の実績がもたらす自信と体力面への懸念が浮き彫りとなりました。新たな舞台での彼の活躍が期待されます。
ネットの反応
コメントには、菅野智之選手がオリオールズに移籍したことに対するさまざまな意見が寄せられています
多くのコメントは、彼がアメリカの野球という過酷な環境に適応できるかどうかに焦点を当てています
例えば、彼のメジャー入りが成功するかどうかについての懸念が表明されており、「甘やかされてぬるま湯環境で過ごしてきたから難しい」といった指摘もあります
これに対し、彼のNPBでの実績から成功する予想をする意見もあり、「7~10勝くらいはするかと!」と期待を寄せる声も見られました
また、菅野選手の生活習慣や文化の違いに関するコメントも多く、「和食好きなので米国の食事には苦労する」といった意見や、彼が直面するであろう文化的な壁への不安も指摘されています
「メジャーには、いない変化球のコントロールの精密性は通用する」と期待を寄せつつも、環境や仲間との信頼関係が重要であることに言及する声もありました
他にも、彼の成績について「初年度3勝5敗」と予想したり、「11勝10敗3.85くらい」と成績予想をするコメントがあり、彼のこれからのパフォーマンスに注目が集まっています
さらに、「黒田と上原はなぜメジャーで成功したか?」という疑問が挙げられ、先人たちの成功から学ぶ必要性が示唆されるなど、盛りだくさんのコメントが寄せられています
総じて、菅野選手のアメリカでの活躍を期待する気持ちと同時に、厳しい環境への適応に対する懸念が入り混じった反応が多く見受けられます
ネットコメントを一部抜粋
コメントとしては、普通すぎるよね。
ドジャースに行けばよかったのに!
せめて20代後半で渡米できてたらなぁ、と。上原の時は、巨人はあまりに酷かった。
菅野はNPBで頂点を極め、一時不振の後劇的に復活しメジャーに挑戦して、引退して巨人の監督になるという既定路線だと思う。
黒田と上原はなぜメジャーで成功したか?に全てのヒントが隠されている様に気がする。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは? 選手が海外のリーグに移籍する際、チームが選手の権利を他のチームに売却する仕組みのことです。
- フリーエージェント(FA)とは? 選手が所属チームから自由に移籍できる権利を持つことを指します。
- メジャーリーグとは? アメリカのプロ野球リーグで、名門チームが多く、全世界から優れた選手が集まる競技の場です。