キャンプの中盤まで許される独自調整で、7日には山川穂高選手と共に内野の特守を行い、8日には多目的グラウンドで一人で外野守備練習を行った
この日の練習では、強風が吹く中、柳田選手は必死にボールを追いかけ、「(風が)えぐい
でもいい練習になりました」と笑顔を見せた
ギリギリの打球を飛びついて捕球し、見守るファンからは温かい拍手が送られた
今シーズンからは、小久保裕紀監督から守備負担を軽減するために左翼へのコンバートが伝えられた
しかし、柳田選手はほとんど経験がないポジションであり、これまでのプロ14年間で1450試合出場しているものの、左翼での出場はわずか4試合のみである
「やったことないです
素人
素人はやっぱり練習しないと」と冗談交じりに話し、左翼での多くの時間を「打球捕」に費やしていることを明かした
この練習はフリー打撃の打球を追いかけるもので、実戦に近いため非常に重要だと強調した
柳田選手は、「外野手のノックもすごく練習になる
いろんな練習をして(15日の)合流のところまでやっていきたいと思っています」と意気込んだ
練習を重ねるごとに新しいポジションへの理解を深め、「(左翼は)めっちゃむずいですよ
角度も違いますし、右バッター特有のボールの切れ方が違うので、そこが難しいです」とその難しさを語った
新たな挑戦に向け着々と準備を進めている柳田選手
15年目のシーズンに向け、期待が高まる一方だ
柳田選手が新しいポジションに挑戦する姿は非常に印象的です。特に、あまり経験のない左翼での練習に取り組む姿勢は、選手としての成長を感じさせます。ファンは、その頑張りを応援したくなることでしょう。
キーワード解説
- 特守とは? 特守とは、選手が特定の守備位置で行う練習のことで、主に守備の技術を向上させるために行われる。
- コンバートとは? コンバートとは、選手が守るポジションを他のポジションに変更することを指す。
- 打球捕とは? 打球捕とは、打撃練習の中で、選手が実際の試合を想定して打球を捕る練習のこと。