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阪神・門別投手が紅白戦で好発進、ギャップ投法を駆使して無失点

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◇紅白戦 紅組5―1白組(2025年2月8日 宜野座)阪神タイガースの投手・門別選手が、宜野座で行われた紅白戦での快投によりチームに明るい兆しをもたらした

彼は「ギャップ投法」として知られる新しい投球スタイルを駆使し、白組の先発として2回を投げ、わずか1安打無失点という素晴らしい成績を収めた

この投球によって、自身のアピールにも成功したと自己評価を述べている

「思ったより良かった

バッターのタイミングを遅らせられた」という意気込みと共に、試合序盤から自らの存在感を示した

特に注目に値するのは、先頭バッターの高寺選手に対する直球で、バットが粉々に折れる音がスタジアムに響きわたった

この瞬間に、観客からざわめきが起こるほどのインパクトを残した

さらに、2死一塁の場面では、ヘルナンデス選手を外角低めの直球で見逃し三振に仕留めた

2回の先頭バッターには左越え二塁打を許すものの、その後は連続してアウトを奪った

今キャンプ中に取り組んでいる「ゆったりとした足の上げ方」の新フォームから、直球を投じることができたのは大きな成果として評価されている

全27球のうち約78%にあたる21球が直球であったことが、投球の威力と精度を証明している

門別選手は心境の変化にも言及しており、「昨年は必死に投げることしかできなかったが、今年は気持ちの余裕があり成長したと思う」と語った

昨年はプロ初の実戦で注目を集めたが、シーズン通しての成績は振るわず、0勝2敗に終わっている

今年こそプロ初勝利を目指して、先発ローテーションに定着することが期待されている

藤川監督からも「ひょうひょうとしていながらも強さを持ち合わせている」と評価され、ギャップがマウンドでしっかり発揮されたと称賛を受けた

今後の成長が楽しみな若手投手である

今回の阪神・門別選手の投球は、特に若手選手にとって注目すべき成功例である。新しいフォームを取り入れ、精神的にも成長を遂げたことが感じられた。今後もこの調子で成長を続ければ、さらなる活躍が期待できる。
キーワード解説

  • ギャップ投法とは?:打者のタイミングを崩すために、リリースポイントや球種の変化を利用した投球スタイルのこと。

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