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西武・モンテル選手と熊代コーチが繰り広げた特守の戦い

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西武ライオンズの春季キャンプが開催されている中、9日には特異なシーンが南郷スタジアムのサブグラウンドで繰り広げられた

熊代聖人1軍外野守備走塁コーチ(35)が、左翼守備を担当するモンテル選手(24、本名・日隈モンテル)に向けてノックを打つ形で行われた練習、いわゆる「特守」がそれだ

この特守は、守備に特化した練習の一環であり、選手が実戦のように打球を受けることで守備技術を向上させる目的で行われる

モンテル選手は練習を開始するや「これは戦(いくさ)です!僕と熊代さんの戦です

どちらが先に倒れるか

見届けてください!!」と自ら宣言し、緊張感を漂わせながらボールを追いかけ始めた

途中、モンテル選手は「クマ!」と叫びながら打球に向かうなど、テンションは上昇し、観客を楽しませた

一方、熊代コーチも「グマ!」と応じ、場は和やかに展開

しかし、コーチからノックを受けるモンテル選手のストイックな姿勢は際立ち、彼の真剣さが伝わってきた

ちなみに、モンテル選手はヒグマのキャラクター定着を狙い、グラブにはクマの刺しゅうを施しているが、日南市にはヒグマやツキノワグマは生息していないとのこと

地域住民によれば、この地域にいるのはタヌキやイタチ、イノシシであり、クマに関連する動物はいないとのことだ

この練習には武隈祥太データ統括チーフ兼ヘッドアナリスト(35)も参加しており、彼もまた“クマ”の異名を持つことから、周囲の笑いを誘った

西武ライオンズの選手たちがしっかりとした準備をし、新シーズンに向けて士気の高い状態で臨んでいる様子が伺える

今回の特守は緊張感とユーモアが同時に存在する興味深い光景だった。特に、熊代コーチとモンテル選手の掛け合いは観客を楽しませつつ、真剣な練習の姿勢を強調しており、チームの団結力を感じさせた。このような楽しい練習が選手たちの士気をさらに高めることを期待したい。
キーワード解説

  • 特守とは?特守は選手の守備技術を高めるための練習で、実際の試合を想定して打球を捕る訓練を行います。
  • ノックとは?ノックはコーチがボールを打ち出し、選手がそのボールを捕る練習のことを指し、守備技術向上に寄与します。
  • グラブとは?グラブは野球でボールを捕るための手袋の一種で、選手がしっかりとボールをつかむために利用します。

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