監督は、「もう伝えています
ブロッキングとスローイング
それが一番」と述べ、攻撃面よりも守備面の重要性を強調した
ソフトバンクの正捕手として長く活躍した甲斐拓也が、今オフには読売ジャイアンツにFA移籍したことにより、今キャンプでは新たな正捕手争いが繰り広げられている
競争が繰り広げられる中、A組(1軍)には渡辺、谷川原、海野、育成の盛島が名を連ね、B組(2軍)にはベテランの嶺井や高卒5年目の牧原巧が控えている
小久保監督は選手個々の評価は避け、「競争の邪魔をする」としつつも、春季キャンプ第2クールを終えた段階で捕手陣には求められる基準を明確に伝えたことを明らかにした
今後、実戦として15日と16日に紅白戦が予定されており、さらに22日と23日にはオリックスとのオープン戦も控えている
宮崎でのキャンプでは紅白戦を含めて8試合が計画されており、選手たちはアピールの機会を十分に持つことになる
監督は囲み取材の最後にもう一度、「キャッチャーはブロッキングとスローです」と強調し、今後の捕手たちのパフォーマンスに期待を寄せた
小久保監督の選手に対する守備重視の姿勢は、春季キャンプにおける競争をより活発にすると考えられます。選手たちにとってはブロッキングやスローイングの技術向上が求められるため、自らのスキルを見つめ直す機会となるでしょう。
キーワード解説
- ブロッキングとは?捕手が投手が投げたボールを受け止める際に、体を使ってボールがこぼれないようにする技術のことです。
- スローイングとは?捕手が捕球したボールを素早く投げ、走者をアウトにするための技術のことです。正確に遠くへ投げる能力が求められます。