沖縄・金武キャンプは9日に第2クール最終日を迎え、今季の出発点となる重要なトレーニングが続けられた
黒川選手は、このオフシーズンに自ら志願し、オーストラリアのウインターリーグで1カ月間の武者修行を行った
また、米国でも約2週間の自主トレーニングを行い、体力やスキルの向上を図った
彼は今季、二塁や三塁を軸にし、レギュラー争いに挑む覚悟を持っている
キャンプの雰囲気を盛り上げる
黒川選手は、このキャンプに参加し元気にグラウンドを駆け回っている大声を張り上げ、チームの盛り上げ役を自ら担い、ウオーミングアップからその活気を見せた
「まだまだ全然若いんで」と笑顔で振り返り、「いい雰囲気で練習できたらいいなと思ってやってます」と語る
「強さ」を追求するテーマ
サッカーに限らず、スポーツで「強さ」を求めることは非常に重要である黒川選手にとって、このキャンプテーマは「強さ」を追求することで、オフシーズンに積み重ねた努力を継続し、報われることを目指している
「オーストラリアでは、去年の反省を踏まえて、試合に出続けた」と、海外での経験が彼にとって成長の糧になっていることを明かした
ティー打撃とバッティングの工夫
キャンプ中のティー打撃では、金属バットを使用することもあるこのバットは通常の木製バットとは重さが異なり、スイングスピードを向上させる効果がある
「これを使うことで、より速く振ることができるようになる」と黒川選手は狙いを明かした
プロの洗礼を乗り越える覚悟
智弁和歌山高校では、1年夏から甲子園に5季連続出場を果たした黒川選手しかし、プロ入り5年で1軍出場は通算92試合にとどまっている
「1軍では強さ負けしてしまう部分があるので、強さ負けしないように努力したい
もっと強くなるために頑張っています」と、今年こそはブレークを目指す姿勢を見せた
黒川選手は、強さを求めて異国での武者修行や自主トレーニングを行い、チームを盛り上げる存在感も発揮しています。彼の努力と取り組みが、チームの戦力となることが期待されます。
キーワード解説
- ウインターリーグとは?:プロ野球選手やアマチュア選手が冬の期間に参加するリーグで、主にオーストラリアやアメリカで行われます。試合に出ることで、競技力を高める機会となります。
- ティー打撃とは?:バッティング練習の一つで、ボールをティーと呼ばれる台に置き、そのボールを打つ練習方法です。主にスイングの基礎を固めるために利用されます。