藤川球児監督(44)の新体制のもとでも、守備ミスが続出し、顧問はその状況に不満を表しました
キャンプでの視察と苦言
岡田顧問は、ブルペンでの投球練習や紅白戦を鋭い眼差しで観察しましたこの日は8日に続くキャンプの第2回紅白戦が行われ、6回制で実施されましたが、試合では悪送球や適時失策が発生し、2回の失策が出る結果となりました
守備における問題点
昨季の阪神はリーグ5位の85失策を喫し、この春のキャンプでも守備面の改善が見られなかったことについて、岡田顧問は強く批判しました「去年、あんだけ口酸っぱくして言ったのに、あんだけエラーしてるわけやから
結局、そういうことやろ? もっと締めなアカンいうことやと思うよ」と述べ、選手たちに注意を促しました
具体的なプレーの指摘
また、岡田顧問は中継プレーにおける連係不足やバックホーム時の送球についてもふれました「短い距離は無理して前の塁に行かないから、カットに返せばいい」と語り、守備における基本的な判断ミスを指摘しました
新戦力への厳しい評価
さらに、岡田顧問は現役ドラフトで巨人から移籍した畠世周投手(30)への評価も辛口でした紅白戦での投球内容に満足しておらず、「そこが問題やわな」と球速測定の不一致にも言及しました
このように予想以上に厳しい視線を向ける岡田顧問の姿勢は、ファンにとっても驚きだと言えるでしょう
藤川監督もその思いを察し、選手たちの課題を共に受け止めている様子でした
今回の岡田顧問の厳しい指摘は、選手たちにとって重要な成長の機会と言えるでしょう。守備のミスを早期に修正し、今後の試合に向けての準備が求められます。新体制での課題解決が、チームの勝利に繋がることを期待します。
ネットの反応
岡田前監督は、藤川新監督に対して小言を言う姿勢が報じられていますが、コメントの多くはその意図を理解し、愛情を込めたアドバイスとして受け取るべきだという意見が目立ちます
ファンやコメンテーターは、岡田氏の小言が選手や新監督にとって、成長のための重要なヒントになる可能性があると考えています
しかし、一方で過去のエラーの多さを指摘し、岡田氏自身の監督時代の成果に疑問を持つ声もあり、チームの実力向上が必要とされています
また、藤川監督が岡田氏の影響を受けすぎると、独自のリーダーシップが損なわれかねないという懸念も示されています
岡田氏が発言することで新監督のプレッシャーが増すことを心配する声もあり、彼自身が去った監督職に戻るべきだったのではないかという批判も存在します
新戦力に対する期待も大きく、選手たちの成長が進んでいることを喜ぶ意見が多く見られます
特に新たに加入した選手たちのパフォーマンスについて、ファンは前向きに期待しており、新監督と共に未来への明るい展望を持っています
このように、岡田氏の発言に対するコメントには賛否両論がありつつも、阪神タイガースへの愛情が感じられる意見が多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
岡田さんの言うことは素直に聞いておいた方がいい
岡田もそういいながらエラーは減らずやったくせに何をゆーとんねん
昨年で監督を退任されたのですから、あまり小言は言わないほうが、よろしいかと思います。
確かに試合前のシートノックでも外野からの中継が中途半端に見えた。
岡田の小言はアドバイスと思って受け止めたらいいよ。
キーワード解説
- 【岡田彰布】とは?阪神タイガースのオーナー付顧問で、元監督。守備面に特に注目し、選手に厳しい指導を行う。
- 【藤川球児】とは?東京ヤクルトスワローズ卒業後、プロ野球選手として成功した投手。現在は阪神の監督を務める。
- 【紅白戦】とは?春季キャンプなどで行われる、チーム内での試合形式の練習試合。選手の実力を試す機会となる。
- 【失策】とは?野球において、守備側の選手が行ったミスによって得点を許してしまうこと。