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ヤクルト衣笠剛会長が死去、球団に多大な影響を与えた生涯

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東京ヤクルトスワローズは10日、衣笠剛球団会長CEO兼オーナー代行が7日に死去したと発表した

享年76歳で、故郷の愛媛県大洲市で1949年に生まれた

日大を卒業後、1971年にヤクルト本社に入社し、以降、球団の発展に寄与してきた

衣笠会長は、2011年からヤクルト球団社長兼オーナーに就任し、数々の重要な決定を下してきた

その中でも特筆すべきことは、当時29歳だった青木宣親選手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグへ移籍する際の許可を出したことである

ポスティングシステムとは、選手が海外リーグに移籍するために他球団が入札する形式で、その選手を獲得する権利を得る制度である

この決定は青木選手の夢を支えるだけでなく、チームの国際的な評価を高める重要な一歩となった

また、2013年オフには当時チームから離れていた高津臣吾氏を投手コーチとして招聘する動きも見せた

高津氏は現監督でもあり、彼を再度チームに引き入れたことは投手陣の強化に繋がった

衣笠会長はヤクルトを心から愛し、チームの強化のために尽力した名物会長として知られている

彼の死去は多くの選手やファンに衝撃を与え、今後のチーム体制についてさまざまな議論が交わされることが予想される

通夜は2月20日午後6時から、東京都港区の増上寺光摂殿で行われ、葬儀・告別式は同21日午前9時30分からである

衣笠剛氏の死去は、ヤクルトスワローズだけでなく、日本のプロ野球界全体にとっても非常に大きな出来事です。彼の影響力や球団への貢献は計り知れず、ファンや選手から愛された人物でした。今後、球団がどのように彼の遺志を受け継いでいくのか、注目されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が海外のリーグに移籍する際に、他球団が入札して権利を得る制度です。

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