通夜は20日午後6時から東京の増上寺光摂殿で、葬儀・告別式は21日午前9時30分から同会場で行われる
衣笠氏は1971年にヤクルト本社に入社し、2011年6月より球団の代表取締役社長を務めた
そして、2023年3月から現職に就任し、以降も活発な活動を続けていた
その在任中、彼はグッズ販売の強化やスポーツイベントの刷新、グッズショップの新設などを推進し、長年赤字に苦しむ球団経営を立て直すことに大きく貢献した
特に、2019年度には球団単体での黒字化を達成し、この結果は衣笠氏の経営努力の賜物である
さらに、選手の戦力整備にも尽力し、主力選手の中にはフリーエージェント（FA）権を持つ山田哲人選手や小川泰弘選手を引き留めることに成功
また、オスナ選手やサンタナ選手をはじめとした外国人選手の補強も積極的に行い、クラブは2021年、2022年に続き、2023年にもリーグ優勝を果たすなど、衣笠氏の指導力と経営手腕が遺憾なく発揮された
彼の退任後の球団の発展も大いに期待されているが、衣笠氏の遺した業績は今後もヤクルトスワローズの歴史に刻まれることになるだろう
ヤクルトの衣笠剛会長の死去は多くのファンに衝撃を与えています。彼の経営手腕は、球団が赤字から黒字へと転換する重要な役割を果たしました。これからのヤクルトがどのように衣笠氏の遺志を受け継いでいくのか、注目が集まります。
ネットの反応
ヤクルトの衣笠剛代表取締役会長CEO兼オーナー代行が死去したことに対するコメントは、彼が球団にもたらした数々の功績や、その人柄を称賛する内容で溢れています
特に、球団の黒字化や3度のリーグ優勝の達成などが多くのファンによって取り上げられ、衣笠氏の存在がどれほど大きかったかが伺えます
「衣笠さんはパパのような存在で、悲しさが込められた」というコメントもあり、彼がスワローズにとって特別なリーダーであったことを示しています
また、次期社長に寄せられた期待も高く、「衣笠さんが遺してくれたものを引き継いでいかねばならない」といった意見も目立ちました
さらに、身近な存在であったつば九郎とのやりとりの楽しさを思い出すファンも多く、彼のユーモアを喜んでいた様子が伺えます
衣笠氏が球団を変えたとのコメントも多く、「ケチ球団だったスワローズを変えてくれて本当にありがとう」と感謝の声も聞かれました
彼を偲ぶ気持ちとして、「今年は絶対に日本一を掴み取りたい」という前向きな姿勢も見られ、次世代への恩返しとしての意義が強調されています
全体的に、衣笠氏の死去を悼むコメントは、彼の功績を称えるとともに、球団とファンとの強い絆を感じさせるものでした
ネットコメントを一部抜粋
DeNAが南場さんをママと慕う様にヤクルトにとって衣笠さんはパパなんだよね。
心からお悔やみを申し上げます。合掌。
今年は衣笠さんのためにも絶対に日本一を掴み取ろう！
衣笠会長のチームへの功績は計り知れない。
天国でもヤクルトスワローズ並びに日本プロ野球を応援し続けてください。
キーワード解説
- フリーエージェント（FA）権とは？
- 球団経営とは？
- 黒字化とは？
