メキシコ出身の育成選手として4年目を迎えた彼は、昨年3月に2軍の公式戦で初勝利を収めたものの、4月には腰椎分離症という怪我に見舞われ、長期離脱を余儀なくされた
アルメンタ選手は、春季キャンプを2年連続でB組からスタートし、故障から回復した今、憧れの選手であるモイネロとの共演を夢見てアピールを続けている
「世界一に貢献できるようなピッチャーになりたい」と語る彼は、球団のスローガン「めざせ世界一」を意識し、春季キャンプに臨んでいる
ブルペンでの練習を経て、本格的な実戦に向けて仕上がりを進めている
アルメンタ選手は昨年、ウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦での初先発で初勝利を挙げるも、その後の怪我によって支配下登録のチャンスを逃してしまった
「2軍で勝てたことはいい経験になったけど、一番悔しかったのは支配下になるチャンスを失ったこと」とコメントする彼の表情には無念さが伺える
彼は帰国後、徹底したトレーニングを行い下半身を強化してきた
ソフトバンクの倉野投手コーチは、「フォームと球のギャップがすごく大きい」と評し、アルメンタ選手の持つ力感のないフォームから150キロを超える球速を誇る点を評価している
さらに、「スピンが利いたストレートを投げたい」と、自身の理想を語る彼は、オフにはスライダーの精度向上にも取り組んでいる
モイネロ選手からは「一生懸命に練習をすれば、一緒に1軍で勝つチャンスがある」と激励されたことをアルメンタ選手は大切にしている
また、日本での生活にも徐々に慣れ、野球ゲームを通じたリラックス方法や、好物のとんこつラーメンや担々麺を楽しみながら、日々のパフォーマンス向上にも努めている
アルメンタ選手は、今後のシーズンでのさらなる飛躍が期待されている
「何でも食べられるようになったよ」と前向きな姿勢を見せ、大きな夢に向かって進む姿は、多くのファンに希望を与えている
アルメンタ選手の努力と戦いの姿勢は、多くの野球ファンに勇気を与えます。怪我からの復帰を果たし、さらなる長成長を遂げることを期待したいです。彼の夢が叶い、チームに貢献する姿を見られる日を楽しみにしています。
キーワード解説
- モイネロとは?:ホークスの先発投手として活躍しており、昨 الموسمには11勝を挙げ最優秀防御率のタイトルを取得した選手。