ソフトバンクの新人宇野が線香花火作り体験、将来への抱負を語る

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福岡県みやま市で、ソフトバンクのドラフト4位選手、宇野真仁朗内野手(18)がキャンプ終了日の新人体験として、伝統的な線香花火作りに挑戦しました

宇野選手は、高校通算64発の本塁打を誇る“大砲候補”として期待されています

そして、中でも重要なのは、彼が「打ってほしい場面で安打やホームランなどの結果を出せる選手になりたい」と、ファンに“打ち上げ花火”を届けることを誓ったことです

宇野選手は、昨夏の甲子園で16強進出に貢献した実績を持つ勝負強い右打者です

この日、彼は線香花火作りも見事にこなし、器用に製造を進めました

体験した工房は、約200種類の花火を取り扱っており、宇野選手のために特別に「宇野モデル」の線香花火の製造も検討されています

春季キャンプは筑後ファームのリハビリ組でのスタートとなった宇野選手ですが、右肘の状態を考慮しつつも、キャッチボールを除くトレーニングには全く問題がありません

公式体重は公称から2キログラム増の83キログラムに達し、次なる目標は90キログラム

宇野選手は急激な成長を求めず、じっくりと体を鍛えていく姿勢を持っています

さらに、みずほペイペイドームでは、試合の勝利時に“勝利の花火”が打ち上げられ、宇野選手も何度でもその美しさを記憶に焼き付けるため、バットを振り続ける決意を示しています

ドラフト1位・村上選手も体づくりに手応え

同じく春季キャンプに参加しているドラフト1位の村上選手(神戸弘陵)は、体づくりに関して「体の強さは出てきたと思う」と手応えを語りました

しかし、体のバランスにズレが生じることに悩んでおり、11日から始まる第3クールのトレーニングでこれを改善したいと意気込んでいます

この日は線香花火作りやカフェで名産のセロリ料理を堪能し、充実した一日を過ごしました

今回の宇野選手の線香花火作り体験は、彼の人柄や将来への期待を感じさせる良いエピソードです。若手選手がファンとのつながりを大切にし、さらに成長に向けた努力をする姿勢は、チーム全体に良い影響を与えると思います。また、村上選手も体作りに追求している姿は、競争意識を高め、チームの底上げにつながることでしょう。
キーワード解説

  • ラインアップ:プロ野球におけるチームの選手リストやスタメンに使用される用語。
  • リハビリ:怪我や病気から元の健康な状態に戻すための訓練や治療を行うこと。
  • 甲子園:全国高等学校野球選手権大会が開催される、兵庫県にある有名な野球場。
  • キャンプ:春季に行われるチームの練習期間のこと。選手たちが技術や体力を向上させる場。

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