常広羽也斗投手、今春キャンプでの感覚重視のアプローチが好結果を生む

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広島東洋カープの常広羽也斗投手が今春キャンプで順調に成長を遂げている

昨年度の春キャンプではコンディション不良から出遅れた常広だが、今年はその教訓を生かし、自らの感覚を大切にしつつ、打者の反応を注視した調整を行っている

ラプソードと自分自身の感覚

広島のキャンプでは、投手の球の回転数や角度を測定するために「ラプソード」という機器が導入されている

これは、デジタル技術を用いて投手の球筋を可視化するもので、球のホップ成分や回転軸を確認することができる

その利点は数値によって自身の投球スタイルを分析できる点にあるが、常広はそれに対して否定的な見解を示している

彼は「数値を見てもよく分からない」とし、最終的には打者の反応が重要であると強調した

打者に投げることの意義

常広は自身の感覚と打者の反応をすり合わせながら調整を進めている

実際にバッターに投げなければ、ブルペンでの調整は意味がないと考えているため、打撃練習への参加を自ら志願した

彼の投球は、与えられた状況に即したものでなければならないという信念から来ている

5日のシート打撃や9日の紅白戦では、 impressiveな内容を披露し、特に9日の紅白戦では2回を2安打1失点に抑える成果を出した

昨年の教訓と今春の順調さ

昨年は別メニュー調整を強いられたことが大きな影響を及ぼし、プロデビューもシーズン最終盤となってしまった

しかし、今春は順調にキャンプを進めており、常広の持つ能力を十分に発揮できる状態

このままいけば、開幕ローテーション争いにおいても大きな存在感を示すことが期待されている

新井監督の評価
新井監督は、5日のシート打撃での三者連続三振を奪った常広のピッチングを評価しており、「この寒い中でもしっかり肘を振っていい球を投げていた」と称賛した

常広はこのキャンプを通じて、正真正銘のエースとしての存在感を高めていくことが期待されている

常広羽也斗投手の取り組みは、プロ選手として非常に注目に値する。数値に頼らず、感覚と打者の反応に重きを置くことで、自身の投球をより進化させようとする姿勢が大切だ。これからのシーズンに向けて、このアプローチがどのような結果をもたらすのか、ファンとしても楽しみである。
ネットの反応

コメントでは常広羽也斗選手の開幕ローテ入りに対する期待が多く寄せられ、彼の独特なスタイルや才能が称賛されています

特に、昨季の九里選手の穴を埋めることが期待されており、新人王候補としての成長が期待されています

しかし、データと感覚の両方が重要とされる中で、選手自身の感覚を大事にする姿勢も評価されています

たとえば、「感覚は不可欠な要素」という意見があり、対戦相手との駆け引きも踏まえた上でのピッチングが重要であるとの指摘が目立ちました

そのため、あくまで感覚を重視して実戦を重ねるべきという声もあります

さらに、過去の大投手からの学びや適応が重要であり、体力や経験が成長の鍵であるとされています

また、データ重視の風潮に対する懸念もあり、「選手の個人の感覚を大事にして欲しい」という声も聞かれます

全体として、常広選手に対する期待は高く、彼が自主的に進化し続けることが求められているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 九里が抜けた穴を、是非常廣に埋めて貰いたい。
  • 結果が出せれば常広にとってはデータはそれほど必要ないということ。
  • 自身の調子、対戦相手と両方の意味でピッチャーにとって感覚は不可欠な要素だと思う。
  • 持っているポテンシャルは凄いものがありますので、あとは慣れと体力的なところかなと。
  • 感覚派である一方、こだわりはすごく強い方ですよね。
キーワード解説

  • ラプソードとは?
  • ブルペンとは?
  • シート打撃とは?

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