日本ハム、練習試合で若手陣が活躍も投手陣に厳しい評価

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◇11日 練習試合 楽天4―6日本ハム(沖縄・金武)北海道日本ハムファイターズは、沖縄・金武で行われた練習試合で東北楽天ゴールデンイーグルスを6-4で下し、今季初の対外試合を勝利で飾った

監督を務める新庄剛志氏(53)は、打撃陣の活躍を称賛したものの、投手陣に対してはさらなる改善を求める姿勢を示した

打線の爆発

この試合では、チームは15安打を記録し、6点を挙げた

特に注目されるのは、清宮幸選手が4安打、野村選手と万波選手がそれぞれ2安打を記録したことで、若手選手たちが中軸を支える活躍を見せた

新庄監督は「これからのファイターズをこの3人に引っ張ってもらわないと」と、彼らへの期待を表明した

打順の工夫

1、2番には俊足の五十幡選手と矢沢選手を配置し、続くクリーンアップには清宮、野村、万波を配置

「今日の並び好きでしたね」と新庄監督が語ったように、この打順の組み方に手応えを感じた様子が伺えた

投手陣の課題

しかしながら、守備面ではまだまだ改善の余地がある

試合中、投手陣は計6四球を出し、新庄監督は「今日は2ボール(0ストライク)からは必ず変化球でストライクを取りに行ってくれと言ったけど、まあ入らんね」とこぼした

ここから、選手たちの練習や準備の必要性が伺われる

競争の激化

新庄監督はまた、「アピールしてほしい選手が結果が出てないのはもどかしい」と述べ、1軍生き残りをかけた競争がさらに厳しくなることを示唆した

この練習試合を通じて、選手たちは自らの実力をアピールするチャンスであり、その成果が今後のシーズンにどう影響するか注目が集まる

この試合では日本ハムの若手選手たちが素晴らしい活躍を見せた一方で、投手陣には改善が求められる結果となりました。新庄監督は選手たちに厳しい評価を下しましたが、この競争が1軍生き残りの鍵を握るでしょう。選手たちがどのように成長していくかが今後の注目ポイントです。
キーワード解説

  • センターに打とうとは?:打撃の際に、打者が打つ位置を意識してミスを減らそうとする考え方です。守備側にうまくヒットを打つための戦略と言えます。
  • クリーンアップとは?:野球の打順で3番から5番の選手を指します。このポジションにいる選手は、主に得点を狙うことが期待されるため、コンスタントにヒットを打つ能力が求められます。
  • 変化球とは?:ボールが投げられた後に動きがある投球を指します。ストレートとは違い、打者にとっては非常に打ちにくい球種が多いです。
  • 四球とは?:投手がボールを4球投げ、打者が何も打たずに1塁に進めることを指します。試合中に投球の精度が問われる重要なポイントです。

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