先日行われた試合で、斎藤は7回に登板し、2本のヒットを許したものの、無失点で抑え、その実力を見せつけた
斎藤は、最大150キロの速球を随所に投げ込み、その力強さを新庄監督は評価した
一方で、監督は投球のタイミングについて注意を促し、「ボールは強いんですが、投げにいくタイミングの取り方が単調すぎる」と指摘した
タイミングを変えることでバッターの反応を鈍らせ、より良い結果が得られると語った
新庄監督は、具体的には「長く持ってクイックを使うなどして、バッターのタイミングをずらす工夫が必要だ」とアドバイスしたが、これにはリスクも伴うとして、「ただストライクを入れるのが難しくなる可能性がある」とも気を配った
さらに、斎藤が投球の際に発する声にも言及し、「斎藤の発する『よいしょっ』という声は、どうしてもカッコよくない」と冗談交じりに指摘
「『うりゃー』など、もう少し格好良い声に変えてみた方がいいのではないか」と、軽快なトークの中にも期待を込めて伝えた
今回の試合で斎藤投手が無失点に抑えたことは素晴らしいが、新庄監督の指摘する投球タイミングや発声の改善は今後の成長に欠かせない。同監督のユーモアを交えた指導は、選手にとっても受け入れやすいもの。今後の斎藤投手に期待したい。
キーワード解説
- 新庄剛志とは? 元プロ野球選手で、現在は北海道日本ハムファイターズの監督。独自の指導スタイルと、選手に対する親しみやすいアプローチが話題。
- 斎藤友貴哉とは? 北海道日本ハムファイターズの投手で、特に球速が魅力。今後、守護神候補としての成長が期待されている。
- 守護神とは? 野球において、試合の終盤に登板し、相手チームの攻撃を抑える役割を担うピッチャーのこと。勝利に直結する重要なポジション。

