キャンプ初の「ライブBP（バッティングプラクティス）」が行われ、これは実戦形式の「シート打撃」と類似した練習であり、投手と打者の実際の対戦を模擬する重要なトレーニングだ
この日はマウンドに立ったのは大津、前田純、松本晴、村田、前田悠の5人で、それぞれが開幕ローテーション入りを狙っている
彼らの競争はこれからより本格化し、注目度も日に日に増していくことだろう
一方で特に注目すべきは、巨人へFA移籍した甲斐選手の穴を埋める「正捕手」争いだ
この日は海野、谷川原、渡邉、そして育成選手の盛島の4人がA組のライブBPで各投手をリードした
盛島選手は現在、支配下登録が最大の目標であり、競争の中で何を示すかが期待される
特に気になるのは、各捕手の打撃内容だ
海野選手は谷川原選手を空振り三振に抑えつつ、渡邉選手には左前打を許した
一方、谷川原選手は渡邉選手を三振に仕留め、海野選手には左前打を許したという結果となった
こうした実戦での結果に選手たちはどう感じているのか
昨シーズン最も多く51試合に出場した海野選手は、「絶対に打たせない」という強い意志を語った
彼は以前、渡邉選手にホームランを打たれた経験から、『打たれるくらいなら歩かせた方がいい』という言葉が心に残っていると語った
この試合の心構えが、熾烈な競争を勝ち抜く上で欠かせない要素であると彼は考えている
このように、正捕手の座を巡る争いは簡単には収束しそうにない
批評家たちは、選手たちの競争が今後どのように展開されるかに注目している
ソフトバンクの春季キャンプは捕手争いが非常に注目されております。凄まじい競争が繰り広げられており、選手たちの意気込みや心構えが感じられます。まだ始まったばかりのこの争いが、どのようにエスカレートしていくのか非常に興味深いです。
ネットの反応
ソフトバンクでの正捕手の座を巡る争いに関連して、コメントが多く寄せられています
特に注目されているのは「打たれるくらいなら歩かせるほうが良い」という指針に対する賛否です
コメントの多くは、状況に応じたリードの重要性を指摘している一方で、特定のケースでは打たれるリスクも考慮すべきだという意見も見受けられます
海野捕手が守備の改善を求められており、昨年の振り逃げでの失点が影響しているとの指摘もあります
また、過去の経験を引き合いに出しながら、城島選手や工藤監督の教えを通じて、野球における「無駄な失点を無くす」ことの重要性が強調されています
さらに、捕手の役割についても、ライバル同士の捕手争いが勝負を左右するという意見が多くあり、選手が個々のパフォーマンスを向上させる必要性が語られています
リードのスタイルや攻め方に対する意見も多様であり、あるコメントでは、打者に対する駆け引きの重要性や、シーズン序盤と終盤でのリードの違いについて述べられています
コメントの中には、ライバル心を持って戦うことの大切さや、選手の競争意識についての感想も見られ、ファンとしてはその試合を見守ることの重要性を感じている様子が伺えます
全体として、正捕手争いが激化していることで、各選手がより高いレベルでのパフォーマンスを求められていることが浮き彫りになっています
ネットコメントを一部抜粋
状況にもよるけど、歩かすくらいなら打たれたほうがが一般的な指導だわな。
海野は守備が上手くならないと…失点に繋がった試合もありました。
チーム内争いは、ここまで激しいんですね。仲良しこよしじゃ、レギュラーは掴めない。
正捕手争いから目が離せないというよりは、誰が正捕手レベルまで上がってくるのかというところだな。
打たれるくらいなら歩かせるか・・・なるほど。時と場合によるやろけど。
キーワード解説
- 春季キャンプとは？春季キャンプはプロ野球チームが春に行うトレーニング期間で、開幕に向けた準備を行います。
- ライブBPとは？ライブBPは実際の投手と打者の対戦を通じて行うトレーニングで、選手の実践的な技術向上を目的としています。
- 正捕手とは？正捕手はチーム内で最も主要な捕手の役割を指し、試合において最も頻繁にベースで投手を受け持つ選手を意味します。
- FA移籍とは？FA移籍はフリーエージェント（FA）選手が他チームに移籍することを指し、自身の希望するチームでプレーできる権利を持っています。
