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巨人の田村投手、今季初実戦で奮闘。紅白戦で無失点の好投を披露

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◆紅白戦 紅組6―2白組=特別ルール10回表まで=(11日・サンマリン宮崎) 読売ジャイアンツの育成3年目にあたる田村朋輝投手が、今季初めての実戦登板で素晴らしいパフォーマンスを発揮した

紅組はこの紅白戦において、田村投手の奮闘もあり、白組に対して6対2で勝利した

田村投手は、チームの今季初実戦となったこの試合で、紅組の9番手として登板した

最初の打者である育成1位の坂本達選手をカットボールで遊ゴロに抑えたものの、秋広選手には初球の150キロの直球を右前に運ばれ、続く荒巻選手が右翼に飛球を放つも、フルプレイが落球し(このプレーは記録上失策として残った)、1死一、二塁というピンチを迎えた

しかし、田村投手はここから持ち直す

続く打者の佐々木選手をフォークで三振、さらに浅野選手を縦に落ちるカットボールで連続して三振に仕留め、このピンチを切り抜けた

試合後、田村投手は「秋広選手にヒットを打たれたけれど、得点圏に走者がいる時に、佐々木選手や浅野選手のような1軍で活躍している良い打者を三振で抑えられたことは非常に大きかったです

直球はとても指にかかっていて、シーズンが近づくにつれて球速も上がっていくと思います」と振り返った

田村投手は2年目の昨季に自己最速となる159キロを記録した強肩の持ち主で、その実力を台湾でのウィンターリーグで守護神としての役割を果たし、防御率1.38を達成したことから、今年のキャンプでは初の2軍スタートを果たすことができた

田村投手の今季初の実戦登板は、彼の成長を示す重要な一歩であった。特に得点圏で素晴らしいピッチングを見せたことは、今後のシーズンに向けての期待感を高める要素となった。彼の投球がシーズンを通じて安定し、自信を持って活躍することを願いたい。
キーワード解説

  • 紅白戦とは? - 規定のルールに基づいて、各チームを紅組と白組に分けて行われる親睦試合。
  • カットボールとは? - ピッチャーがボールに微妙なスピンをかけ、直球とは異なる軌道で打者に投げる投球。
  • フォークとは? - ボールを投げる際に、人差し指と中指の間に挟むようにして投げ、打者にとって落ちるボールとして認識される投球。
  • 守護神とは? - 試合の終盤に登板して勝利を守る役割のピッチャー。

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