栗林は春季キャンプで4度目のブルペン投球に臨み、直球とカーブを中心に今春最多の31球を投じた
投球時の力感は全力に近い状態であったが、患部への違和感はなく、「正直、例年と変わらない準備ができている
予定通りに進んでいます」とコメントした
栗林にとって、これは手術からの回復が順調であることを示唆している
今後は、沖縄2次キャンプで右肘に負担をかけるフォークボールの投球を解禁する予定で、18日から始まる第4クールではフリー打撃に登板を予定している
また、栗林は左足の上げ方を変えるなどして投球フォームにも工夫を加えており、患部への負担を軽減することに努めている
「新井監督が言う横一線の競争から抜け出すために、早い段階で実戦に復帰することが大切」と語った栗林
今後の沖縄キャンプでは、抑えの座を死守するために、自己アピールに注力することを誓った
栗林選手の順調な回復は、広島カープにとって大きな朗報である。特に、手術からの復帰過程において、彼が自身のパフォーマンスを維持しながら新しい投球フォームを模索している点が注目に値する。新井監督のコメント通り、チーム内での競争が激化する中、どのような活躍を見せるのか期待が高まる。
キーワード解説
- ブルペン投球とは? 投手が試合での投球を想定して行う練習であり、特に投球フォームの確認や球の切れを測るために行われる。
- フォークボールとは? 投手が使用する変化球の一種で、ボールを指先で引っ張るように投げることで急激に落下する特徴がある。肘への負担が大きいため、投球時の注意が必要となる。