中日・勝野投手、練習試合で最速153キロを記録!新戦力としての期待高まる

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◇11日 練習試合 中日0―4DeNA(北谷)中日ドラゴンズの勝野昌慶投手(27)が、11日の練習試合においてDeNAに対して4番手として登板し、見事1イニングを三者凡退に抑えた

今試合では最速153キロを記録し、強い球威をアピールした

守護神として期待されていたライデル・マルティネスが巨人に移籍したことで、中日の勝ちパターンが再編成される中、勝野が新たな戦力として名乗りを上げる形となった

勝野は8回のマウンドに上がり、最初のバッターである東妻を149キロの直球で二ゴロに仕留めた

続いての京田の打席では、カウント2-2からフォークを使って空振り三振を奪った

最後の森も遊ゴロに打ち取るという圧巻の投球を披露し、わずか9球で1イニングを終えた

試合後、勝野は「だいぶ良かったですね

前回のシート打撃の反省も生かせたし、球も強かった

球速についてもめちゃくちゃ良いですね

この時期にそんな出ると思っていなかった」と手応えを語った

一方、勝野が7日のシート打撃で感じた課題はコントロール

「ボール、ボールとなってしまうことがあるので、そこはおぼえておきたい

ゾーンの中でしっかり勝負することを意識しました」と、自己反省も行ってきた

今後の実戦に向け、勝野はフォークとツーシームを駆使しながら、ブルペンでは以前投げていたスイーパーの習得にも励んでいる

「今日の試合では投げるタイミングがなかったが、次の機会ではぜひ使いたい」と今後の意気込みを述べた

勝野が新たな横の変化球を加えることで、今シーズンの投球スタイルがさらに多様化することが期待されている

勝野投手の高い球速とコントロールの改善が注目を集めている。特に、彼が新たに習得を目指しているスイーパーは、今後の彼の投球に多様性をもたらし、相手にとって脅威となるだろう。投手としての成長が期待される中、リーグ戦が待ち遠しい。
キーワード解説

  • 守護神とは?守護神は、野球において試合の終盤に登板し、相手チームの得点を阻止する役割を持つ投手のことです。特に、試合を締める重要な役割であり、登板する際には高いプレッシャーがかかります。
  • コントロールとは?コントロールは、投手が投げたボールの位置を正確に制御する能力のことを指します。良好なコントロールがなければ、バッターに対して有利な球を投げることが難しくなります。
  • フォークとは?フォークは、投手が投げる変化球の一つであり、ボールが急激に落ちる特性を持っています。主にスイングミスを誘うために使われ、バッターを打ち取るのに効果的です。
  • ツーシームとは?ツーシームは、ボールが投げた時に横に揺れる特性を持つ変化球です。これにより、バッターが打ち損じる可能性を高めるため、多くの投手が使用しています。
  • スイーパーとは?スイーパーは新しく習得する変化球で、ボールが投げた時に横に曲がる特性を持っています。この球種は、打者が予測しにくいため、効果的なプレーが期待できます。

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