今試合では最速153キロを記録し、強い球威をアピールした
守護神として期待されていたライデル・マルティネスが巨人に移籍したことで、中日の勝ちパターンが再編成される中、勝野が新たな戦力として名乗りを上げる形となった
勝野は8回のマウンドに上がり、最初のバッターである東妻を149キロの直球で二ゴロに仕留めた
続いての京田の打席では、カウント2-2からフォークを使って空振り三振を奪った
最後の森も遊ゴロに打ち取るという圧巻の投球を披露し、わずか9球で1イニングを終えた
試合後、勝野は「だいぶ良かったですね
前回のシート打撃の反省も生かせたし、球も強かった
球速についてもめちゃくちゃ良いですね
この時期にそんな出ると思っていなかった」と手応えを語った
一方、勝野が7日のシート打撃で感じた課題はコントロール
「ボール、ボールとなってしまうことがあるので、そこはおぼえておきたい
ゾーンの中でしっかり勝負することを意識しました」と、自己反省も行ってきた
今後の実戦に向け、勝野はフォークとツーシームを駆使しながら、ブルペンでは以前投げていたスイーパーの習得にも励んでいる
「今日の試合では投げるタイミングがなかったが、次の機会ではぜひ使いたい」と今後の意気込みを述べた
勝野が新たな横の変化球を加えることで、今シーズンの投球スタイルがさらに多様化することが期待されている
勝野投手の高い球速とコントロールの改善が注目を集めている。特に、彼が新たに習得を目指しているスイーパーは、今後の彼の投球に多様性をもたらし、相手にとって脅威となるだろう。投手としての成長が期待される中、リーグ戦が待ち遠しい。
キーワード解説
- 守護神とは?守護神は、野球において試合の終盤に登板し、相手チームの得点を阻止する役割を持つ投手のことです。特に、試合を締める重要な役割であり、登板する際には高いプレッシャーがかかります。
- コントロールとは?コントロールは、投手が投げたボールの位置を正確に制御する能力のことを指します。良好なコントロールがなければ、バッターに対して有利な球を投げることが難しくなります。
- フォークとは?フォークは、投手が投げる変化球の一つであり、ボールが急激に落ちる特性を持っています。主にスイングミスを誘うために使われ、バッターを打ち取るのに効果的です。
- ツーシームとは?ツーシームは、ボールが投げた時に横に揺れる特性を持つ変化球です。これにより、バッターが打ち損じる可能性を高めるため、多くの投手が使用しています。
- スイーパーとは?スイーパーは新しく習得する変化球で、ボールが投げた時に横に曲がる特性を持っています。この球種は、打者が予測しにくいため、効果的なプレーが期待できます。

