阪神・及川投手、ウィリアムス氏からの熱血指導で飛躍を目指す春季キャンプ

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2025年2月12日、沖縄・宜野座で行われた阪神春季キャンプでは、及川雅貴投手(23)が100球のブルペン投球を行い、視察に訪れたジェフ・ウィリアムス駐米スカウト(52)からスライダーに関する熱心な指導を受けました

藤川球児監督(44)も同行し、及川の投球技術向上に力を注ぎました

高卒6年目の挑戦

及川投手は高卒から6年を迎え、今季は先発ローテ入りを狙っています

ウィリアムス氏はかつて阪神で活躍したレジェンド投手で、数々の勝利に貢献した経験を持つため、その指導は大変重要です

沖縄の暖かい日差しの中、及川は期待のまなざしを受けながら、まずはウィリアムス氏からスライダーの投法を学びました

ウィリアムス氏による技術指導

ウィリアムス氏は及川の投球映像を分析し、右肩が上がりすぎていることを指摘

これは投球動作において、パフォーマンスに影響を及ぼす重要なポイントです

及川は「昨年は抜ける球が多かった」と自身の課題を再認識しました

藤川監督からのアドバイス

藤川監督からは、直球とスライダーの投げ分けについて助言を受け、同一フォームでの投球の重要性を理解

ブルペンでの練習後、及川は「ボールが良いラインで行っていた」と満足そうに語りました

金村投手コーチとの連携
新たに復帰した金村投手コーチとも緊密に連携し、グラブの使い方やリリースのタイミングに関しての矯正を行っています

及川は、「試合でも指にかかったボールが増えてきている」と自信を示す言葉を残しました

及川は2020年に横浜高からドラフト3位で阪神に入団し、徐々に頭角を現しました

2021年には中継ぎで39試合に登板し、防御率3.69を記録

昨季も先発初勝利を挙げるなど、順調に成長しています

今年こそは先発陣の一員としてチームの力になることが期待されています

このニュースは、阪神の及川投手がウィリアムス氏と藤川監督から受ける指導の重要性を示しています。プロ選手の成長には、経験豊富な先輩やコーチの視点が欠かせないことを再認識させてくれます。将来的に及川が先発ローテに加わることで、阪神の強化に貢献することが期待されます。
キーワード解説

  • ブルペン投球とは?:投手がゲーム前や練習中に行う投球練習で、主にストレートや変化球の調整を目的とする。
  • スライダーとは?:横に逃げる変化球で、投手が打者を惑わせるための重要な武器。特に角度がつくと打たれにくい。
  • 先発ローテとは?:プロ野球チームにおいて、先発投手がローテーションを組み、リリーフピッチャーと交代しながら試合を進めるシステム。
  • 直球とは?:速さを重視したシンプルな投球で、変化が少なく直線的に進むボール。
  • リリースとは?:投球においてボールを放り出す瞬間のこと。投球の質に大きく影響するため、重要な要素となる。

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