オリックス・宇田川投手がブルペン投球再開、完全復活へ向けた調整に期待

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オリックス・バファローズの宇田川優希投手(26)が、12日にブルペンでの投球を再開した

この日は6日から続けていた別メニュー調整の後、久しぶりのブルペンで11球を投げ、手応えを感じた様子を見せた

「指にかかっているボールも増えている

順調に来ているのかな」と語った

宇田川投手は昨年9月に右肘の浅指屈筋の筋損傷と診断され、その後のリハビリに専念してきた

浅指屈筋とは、指を曲げる動作に関与する筋肉の一つであり、その筋損傷は投手としてのパフォーマンスに重大な影響を与える

今季は再発防止を目的として慎重に調整を進めている

「強度を上げるとケガにつながるのかなと思って、1回落とすことはキャンプ前から決めていた」とその思いを語った

昨季は右肩の痛みのために出遅れたこともあり、結局はわずか13試合の登板に終わった

このことについて宇田川投手は、「ケガした原因もフォームの崩れから」と分析し、ネットスローなどのトレーニングを通じてフォームを固めることに懸命に取り組んできた

「そこを直してからブルペン入りしようと決めていた」と明かし、着実な進捗を見せている

昨年の反省を踏まえ、「開幕に間に合わせる目標ですけど、焦らないようにしたい

去年全然投げられなかったので、(今季は)50試合はいきたい」と目標を語った

今季こそフル稼働での完全復活を願う彼に期待が高まる

宇田川投手の慎重な調整と、フォームの改善に向けた努力が果たして成果を生むのかが注目されます。昨季の経験を活かし、無理をせずに着実にステップを進めることで、復活を遂げてほしいですが、選手自身のメンタル面も大切です。シーズンが進むにつれ、彼のパフォーマンスがどうなるか、ファンとしても期待が高まります。
キーワード解説

  • ブルペンとは?投手が試合前や調整のために行う投球練習の場であり、試合に出る前にコンディションを整える重要な役割を果たしています。
  • 浅指屈筋とは?腕の内側にある筋肉で、指を曲げる動きをサポートします。投手にとってはボールを掴む際に重要な役割を担います。

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