沖縄・金武キャンプは12日、第3クールの2日目を迎え、渡辺選手は昨シーズンの1軍出場47試合に続いて、2軍も含め全ポジションでのプレー経験を活かしてレギュラー争いを激化させる意気込みを見せている
多彩なポジションをこなす渡辺選手
昨シーズン渡辺選手は、1軍と2軍合わせて94試合に出場し、捕手や中堅を除く全ポジションでプレーしたこれにより「ユーティリティープレーヤー」としての異彩を放っている
彼は「1つのポジションを狙う気持ちもあるが、様々なポジションを埋めつつ、毎日スコアボードに名前を刻むことが自分の強み」と述べており、ダイナミックなプレースタイルが注目されている
実戦での輝き
11日に行われた日本ハムとの練習試合では、途中出場から2安打を放ち、好スタートを切った特に逆方向への打球は持ち味であり、「初実戦で逆方向に打てたのは大きい」と評価している
彼は試合前には「どこでもできるように」と監督からも指示を受けており、シートノックでは主に左翼手の位置での守備練習を行っていたが、試合ではぶっつけ本番ながらも二塁の守りでもミスなく役割をこなした
後輩の活躍も刺激に
明治大学の後輩であるドラフト1位の宗山塁内野手(21)も同じく2安打を記録し、デビュー戦を飾った渡辺選手は「彼も素晴らしかったし、いいピッチャーから打ったので刺激をもらった」と後輩の活躍を称えた
今後の展望
「誰にでもできることではない」と述べる渡辺選手は、持ち味を活かしつつレギュラー奪取に照準を合わせている新たなシーズンに向け、彼がチームを盛り立てる存在となることが期待される
渡辺選手は多彩なポジションをこなすユーティリティープレーヤーとして活躍し、実戦でも汚名返上のための気合を見せています。若手選手との競争がレギュラー争いを一層激化させています。
キーワード解説
- ユーティリティープレーヤーとは?
- 逆方向に打つとは?
- スコアボードとは?