昨シーズンは開幕してから7連敗を喫し、勝利数が1にとどまった赤星
その投球スタイルの見直しが急務とされていた
新たな投法の提案
阿部監督は、赤星が「オーソドックスな投手」であるため、打者から見えやすいと判断した「少しでも見えづらくして投げたほうがいいのかなぁと思って」と、赤星に対して具体的なアドバイスを行った
例えば、投球前に左脚をインステップし、打者に対してやや背中を向ける姿勢を提案
また、リリースポイントを下げることも指導し、約40分にわたる練習で赤星の投球スタイルを大改造した
投球の特徴を探る
監督は「何か特徴がないと」と赤星に話し、彼の投球に特徴を持たせることが重要であると強調した赤星は、自身のキャリア4年目を迎え、指導を受けたことに感謝の意を示し、「自分の中では大きく変えたかなと思う」と語った
競争が激しい先発ローテーション
今季の巨人の先発ローテーションは、戸郷、山崎、井上、グリフィンの4本柱が軸となるその中で、残りの2枠を新加入の田中将、西舘、赤星、又木、京本らが争っている
赤星がこのチャンスを生かすことができるかが注目される
阿部監督の指導スタイル
阿部監督は菅野智之投手の復活をサポートしたことで知られる久保巡回投手コーチの指導法、「魔改造」に影響を受けている赤星優志投手に対しての阿部監督による指導は「阿改造」とも称され、その結果が気になるところである
今回の阿部監督の指導が赤星投手に良い影響を与えることが期待されます。巨人の先発陣は固まってきているものの、赤星の成長によってさらなる競争が生まれるかもしれません。新しい投法が実戦でどれほど効果を発揮するか、今後が楽しみです。
ネットの反応
巨人の阿部慎之助監督が、若手投手の赤星優志選手に新しい投法を伝授したというニュースに対し、多くのファンがコメントを残しました
意見は様々で、監督がピッチングコーチを差し置いて指導することへの懸念を示す声が多い一方で、赤星選手の潜在能力を信じ、期待を寄せる意見もあります
また、ただ投球フォームを改善するだけではなく、赤星選手自身が納得した上での変更が必要だという強い意見も多く寄せられています
中には、赤星選手が自身のフォームを見直すために別の有能な投手にアドバイスを求めるべきだという意見もあり、過去の成功例を挙げながら、他の投手との連携や指導方法の重要性が指摘されました
さらに、赤星選手が持つ特長を活かす方法を模索するべきだとのコメントもあり、今後の成長に期待する声が多く続いています
一方で、阿部監督の指導がどのような結果をもたらすかに対する不安も表明されており、「阿改造はちょっと怖い」や「投手コーチではないのにいじらない方がいい」という意見も見られます
阿部監督が伝えるべきことと、投手コーチに任せるべきことのバランスが問われています
全体としては、赤星選手が新しい投法を試みること自体には期待が寄せられつつも、指導法やその意図に対する不透明感から心配する声も多いのが現状のようです
ネットコメントを一部抜粋
ピッチングコーチを差し置いて大丈夫なのか?
正直先発は向いていないと思う。
ちゃんと久保さんに断ったのか?
出しゃばるな。
赤星は怖さがないから抑えられないのかな?
キーワード解説
- オーソドックスとは?:オーソドックスは「普通の」「伝統的な」という意味で、特に投手の投球スタイルが一般的であることを表す言葉です。
- リリースポイントとは?:リリースポイントは、ボールを投げる際の手の位置を指し、ここが変わることでボールの軌道や速度が変化します。
- 先発ローテーションとは?:先発ローテーションは、シーズン中の各試合で先発登板する投手の順番を指し、チームの勝利に大きく関わります。