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田中将大、巨人春季キャンプでの復活に向けたブルペン投球を披露

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巨人春季キャンプ(12日、宮崎)で、楽天から巨人に移籍した田中将大投手(36)が、初めて捕手を相手に本格的なブルペン投球を行いました

この日行った投球練習は、田中選手の復活を目指す重要な一歩となりました

ブルペン投球とは、投手が試合形式ではなく、練習場で投球フォームやコントロールを磨くための練習で、状況に応じて捕手が相手として投球を受けます

指導者とともに進化する技術

「魔改造」と称される手腕を持つ久保康生巡回投手コーチ(66)の指導を受け、田中はリリースポイント(ボールを投げる瞬間の手の位置)を約20センチ高く調整しました

リリースポイントが高くなることで、打者にとって打ちづらい角度から球が来るため、投球の威力が増します

新しい投球スタイルの確立

田中は、「縦に強く、たたく」という新たな投球スタイルの確立を目指しています

この日のブルペンでは44球を投じ、「上々だった

取り組んでいるところの手応えも感じた」と手応えを語っています

また、特製の器具を使用した練習を通じ、驚異的な進化を遂げていることが証明されました

実戦登板への期待感

順調に行けば、14日に沖縄に移動した後、実戦形式の投球練習を行う予定です

杉内チーフ投手コーチは「体が問題なければ投げさせる予定」と明言しており、2月下旬には実戦登板が期待されています

田中は昨シーズン、わずか1登板に終わったため、新天地での神がかり的な復活に期待が高まっています

恩師への思い
田中選手にとって、この日11日は楽天時代の恩師である野村克也さんの命日であり、彼に対して良い報告を届けたいという強い思いが感じられます

田中は「ここ数年、全然駄目なので、いい報告を届けたい」と語りました

田中将大選手が巨人春季キャンプで行ったブルペン投球は、復活を目指す重要なステップとなっています。久保康生コーチの指導により、新しい投球フォームに挑戦し、リリースポイントなどの技術的進化を遂げる姿が印象的です。新天地での活躍への期待が高まります。
キーワード解説

  • ブルペン投球とは?:投手が試合ではなく、練習の一環として投げることで、フォームやコントロールを改善する練習法。
  • リリースポイントとは?:投手がボールをリリースする瞬間の手の高さや位置のこと。高いリリースポイントは、打者にとって球を捉えるのが難しい。
  • 久保康生コーチとは?:元プロ野球選手であり、現在は投手コーチとして選手の技術向上に寄与する存在。同コーチの指導により、多くの選手が成長を遂げている。

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