2月12日、沖縄・名護キャンプでブルペン入りした北山投手は、「オフにやってきた取り組みを対打者で出していく過程の中で、実戦に近い形で今日は投げられたので良かった」とコメントした
ボールの上に指が乗る感覚とは?
北山投手が追求するのは、リリース時にボールの上に指が乗る感覚だこの感覚は、「押す」「掛ける」といった意識からではなく、リリースポイントで自然に指がボールに乗ることを指す
これができるようになると、ボールに角度がつき、打者にとって打ちづらい球を投げられるようになる
変化球への影響
さらに、北山投手は「カットボールやフォークも真っすぐと同じように投げた結果、変化するボールになってくる」と述べ、直球の投球感覚が変化球にも良い影響を与えると感じている同じ腕の振りや指先の感覚で直球と変化球を投げ分けることで、打者にとっては真っすぐに見える球が実際には異なる球になるという狙いがある
初実戦登板に向けた準備
今後、初の実戦登板が予定されているのは、2月18日の中日との練習試合(北谷)で、そこで現状の感覚を確認しながら実際のパフォーマンスに結び付けていくことが期待されている北山投手のボールに対する追求は、選手としての成長を感じさせる。特に、同じ腕の振りで直球と変化球を投げ分けることは、打者にとって非常に厄介な存在となる可能性があり、今後のシーズンにおいてどのような成果をあげるかが注目される。
キーワード解説
- ボールとは?
- リリースポイントとは?
- カットボールとは?
- フォークとは?