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オリックス・田嶋、キャンプで153球を投げ込み新フォームに取り組む

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オリックス・バファローズの田嶋大樹選手が、ブルペンで今キャンプ最多となる153球を投げ込みました

今年のキャンプでは、チーム全体で球数を多く投げる方針があり、田嶋選手もその方針に従い、投球フォームの改善に取り組んでいます

特に、セットポジションと呼ばれる投球の構えがまだ固まっていないと語る田嶋選手は、「この日は質よりも量を優先し、自分の体に良い動きを染み込ませながら、どのような投球が最適かを確かめていました」とコメントしました

彼は、昨年新しい投球フォームを模索するために、メジャーリーグの千賀滉大選手らのトレーニングを支援していた鴻江寿治氏の指導のもと、腕を顔付近に引いてから投球動作に入る新フォームを取り入れています

この日の投球では、セットポジションの状態を念入りに繰り返し、「セットはまだ2割ぐらいの出来だったのですが、5割か6割ぐらいまで出来るようになりました」と田嶋選手は振り返りました

彼がキャンプ中に150球を超える投球を行うのは、これまでのキャリアでは初めての経験です

「吸収した技術を自分に合うように消化し、必要のないものは捨てていく過程で、良い形になるのを目指しています」と、さらなる進化を求めている姿勢を見せています

岸田監督も、「出力も上がってきて、状態は良い感じですね

新たに取り組んでいる部分が見えますので、見守っています

彼は何でも考えて取り組む選手なので、特に心配はしていません」と、田嶋選手の努力を称賛しました

田嶋選手の新しい試みとしての投球フォームの改善は期待され、特に多くの球数を投げ込むことで体に感覚を染み込ませる姿勢が印象的です。岸田監督の励ましも心強いと感じられ、今後が楽しみです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:ブルペンとは、野球の試合中に控え投手が投げ込みを行う場所のことです。投手が試合に備えるための練習をする場所であり、チームの戦略を実行するために重要です。
  • セットポジションとは?:セットポジションは、投手がボールを投げる準備をするための体勢の一つです。ピッチャーが足を開き、ボールを持つ手を肩の高さに上げて静止している状態を指します。

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