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ヤクルト・村上宗隆選手、自主練習で調整中 メジャー挑戦を見据える

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静寂の中、鋭いスイング音が鳴り響く

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が、2月12日に沖縄・浦添市内で自主練習を行った

この日はキャンプの休養日で、前日には2軍キャンプ地の宮崎・西都から移動してきたため、体力を回復させることに注力していた

村上選手は「張り切りすぎず、自分のやるべきことを1日1日やれれば」と語り、13日の1軍合流に向けて万全の状態を目指している

自主練習の内容と工夫

村上選手は、室内で一人バットを振り続けた

この練習は、置きティーを用いたもので、特に工夫を凝らしている

かごの上にティーをセットし、その高さを胸元に設定

この方法は昨年同様の高さに調整できなかった経験を生かし、カブスの鈴木誠也選手の動画を参考にしたという

彼は「いい方法がないかと思っていたら、鈴木選手がやっていたので試してみた」と、新たな技術を取り入れた様子を明かした

フリー打撃も交えつつ、計131スイングを行った

球団への思いとメジャー挑戦

なお、村上選手は最近、球団会長兼オーナー代行だった衣笠剛氏を喪った

享年76の彼は、村上選手のメジャー挑戦の目標を気にかけており、「優勝してハワイに連れて行って」という言葉が、彼の心に深く刻まれたという

「気持ちは一緒にハワイに行けたら」と語る村上選手は、3年ぶりのリーグ優勝を目指す決意を新たにした

怪我からの回復状況

昨年12月に受けた右肘のクリーニング手術を考慮し、キャンプは2軍からのスタートとなったが、彼はフルメニューを問題なく消化している

「けがは大丈夫」と手術の影響を全く感じさせない姿を見せている

ファンへの感謝の気持ち
練習後、村上選手は自らのファンにサインを行い、楽しげな雰囲気の中で球場を後にした

強い意志を持って、万全の状態での復帰を果たす彼の姿勢に注目が集まっている

村上選手の自主練習は、新たなアプローチを取り入れる姿勢が印象的である。彼の目指すメジャー挑戦に向けての努力や、球団への思いが強く感じられる。今シーズンの活躍に期待がかかる。
キーワード解説

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