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田中将大、移籍後初登板に向けてブルペンでの投球を復活させる

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巨人の田中将大投手が、新シーズンに向けた準備を進めています

移籍後初の登板を見据え、2度目のブルペン入りを果たし、44球を投じました

今回はスライダーやカットボールといった横回転の変化球も解禁し、「あれだけの強度で投げたのは今年初

その中でフォームの取り組みからの手応えも感じました」と充実した表情で語りました

屋外ブルペンでの新たな挑戦

田中は初めて屋外のブルペンで投球練習を行い、強い腕の振りを見せました

彼は、久保巡回投手コーチと共に取り組んできた「縦振り」と呼ばれるフォームの調整を行い、横振りになりやすいことから封印していた横変化の変化球も含めた全5球種を投じました

特に、クイックモーションでも投球するなど、実戦を意識した練習を行いました

「縦振りが変化球にも良い効果があると感じられた」とも述べています

数値で表れた手応え

田中の投球は、数値にも現れました

ボールを上から叩けるようになり、久保コーチによると「投射角は160数センチだったが、180センチ台で推移していた」とのこと

これは投球のパフォーマンス向上を示す重要な指標です

今季の初登板の日程

田中の実戦初登板は、過去4年間においても2月20日過ぎになることが多かったですが、今季も同時期の登板が見込まれています

杉内投手チーフコーチは、「オープン戦の最初の3連戦のどこかで投げると思う」と予告しています

感謝の気持ちを込めて
田中は11日に亡くなった楽天時代の恩師である野村克也氏の命日を迎え、「感謝の気持ちしかない

野村監督だけでなく、良い報告をしたい」と心境を語りました

昨季は0勝に終わった田中ですが、日米通算197勝の実績を持つ右腕が着実に進歩を遂げており、今後の登板が期待されます

田中将大投手が移籍後初登板に向けてブルペンでの投球練習を行い、様々な変化球を取り入れたことは、技術的な進歩を示しています。また、彼の努力が数値として現れ、今後の登板に対する期待が高まります。特に、恩師に対する感謝の思いを持ちながら進む姿勢は、多くのファンに勇気と感動を与えることでしょう。
キーワード解説

  • ブルペンとは?ブルペンとは、野球選手が試合前に投球練習を行う場所のことで、投手が試合に備えて調整するための重要な場です。
  • 変化球とは?変化球とは、ピッチャーが速球とは異なる投球スタイルで、球の軌道やスピンを変えて打者を混乱させるための球種を指します。
  • クイックモーションとは?クイックモーションとは、ランナーがいる時に投手が迅速に投げるための投球スタイルで、盗塁を防ぐために必要とされます。
  • 投射角とは?投射角とは、ボールの放出の際の角度を指し、高いほど打者にとって見づらくなる重要な要素です。

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