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阪神・湯浅京己投手、手術後初の実戦形式シート打撃で良好な投球を披露

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阪神タイガースの湯浅京己投手(25)は、沖縄・具志川キャンプにおいて、手術後初の実戦形式シート打撃に登板し、その結果を示しました

湯浅投手は、昨年7月に実施された「胸椎黄色じん帯骨化症」という国内の難病を克服し、投球練習を再開してから約217日が経過

シート打撃では、打者6人に対して27球を投げ、安打性のヒットをわずか1本に抑え、最速150キロの直球を投げました

試合後、彼は「いつもとは違う変な緊張感があった

しかし、無事に終われてホッとしている」と、心境を語りました

また、先頭打者の渡辺選手にはフォアボールを与えたものの、次の打者にはしっかりと立て直し、球威のあるストレートで勝負しました

平田2軍監督は「この時期に27球を投げられたことは良好な証拠」と評価しています

さらに、湯浅投手は新たなトレーニング法として、投球後にブルペンで左腕を使ったキャッチボールを取り入れています

この練習方法は、23年WBCで共演したパドレスのダルビッシュ有投手から学んだもので、手術によって緊張した筋肉をほぐし、投球時の全身のバランスを整える効果が期待されます

昨シーズン記録した自己最速156キロという数字も、遠くない目標となっているようです

湯浅投手は、今月22日と24日に行われる練習試合に向けてさらなる調整を進めており、15日からの第4クールでは2度目のシート打撃に登板する予定です

彼は「自分の思う通りに投げられるように、ブルペンからしっかりやっていく」と意気込みを語っており、ファンの期待も一層高まっています

湯浅京己投手の復活劇は、苦しいリハビリを経て迎えた喜ばしい瞬間です。手術からの回復を果たし、実戦での投球を見せる姿は、多くのファンに勇気を与えました。彼の新たなトレーニング法も注目されており、投手としての能力向上が期待されます。これからの彼の成績や活躍に、ぜひ期待したいところです。
キーワード解説

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