湯浅投手は、昨年7月に実施された「胸椎黄色じん帯骨化症」という国内の難病を克服し、投球練習を再開してから約217日が経過
シート打撃では、打者6人に対して27球を投げ、安打性のヒットをわずか1本に抑え、最速150キロの直球を投げました
試合後、彼は「いつもとは違う変な緊張感があった
しかし、無事に終われてホッとしている」と、心境を語りました
また、先頭打者の渡辺選手にはフォアボールを与えたものの、次の打者にはしっかりと立て直し、球威のあるストレートで勝負しました
平田2軍監督は「この時期に27球を投げられたことは良好な証拠」と評価しています
さらに、湯浅投手は新たなトレーニング法として、投球後にブルペンで左腕を使ったキャッチボールを取り入れています
この練習方法は、23年WBCで共演したパドレスのダルビッシュ有投手から学んだもので、手術によって緊張した筋肉をほぐし、投球時の全身のバランスを整える効果が期待されます
昨シーズン記録した自己最速156キロという数字も、遠くない目標となっているようです
湯浅投手は、今月22日と24日に行われる練習試合に向けてさらなる調整を進めており、15日からの第4クールでは2度目のシート打撃に登板する予定です
彼は「自分の思う通りに投げられるように、ブルペンからしっかりやっていく」と意気込みを語っており、ファンの期待も一層高まっています
湯浅京己投手の復活劇は、苦しいリハビリを経て迎えた喜ばしい瞬間です。手術からの回復を果たし、実戦での投球を見せる姿は、多くのファンに勇気を与えました。彼の新たなトレーニング法も注目されており、投手としての能力向上が期待されます。これからの彼の成績や活躍に、ぜひ期待したいところです。
キーワード解説
- シート打撃とは?
- 胸椎黄色じん帯骨化症とは?
- 最速直球とは?
- フォアボールとは?
- ストレートとは?