この日は、特に投球練習が行われ、石川選手は強いボールを投げ込むことができたと自信を見せています
キャンプの最終日、石川選手は杉内俊哉投手チーフコーチに指示され、約100球を投げ込むライブBP(バッティングプラクティス)に臨みました
「70球から80球程度投げ込むように言われた」と話し、実際には100球を超える投げ込みを行いました
彼は「50球を超えた時点で、後は全てストレートで投げるようにしました」と振り返り、自身の投球のバランスや力強さにも満足していました
特に注目は、石川選手が磨きをかけているチェンジアップという変化球です
この球種は、投手が投げるときの回転数や回転軸が非常に重要です
石川選手は、2023年に1軍で28試合を投げた際の自身のチェンジアップについて「実戦形式で投げても空振りが取れていますし、データも良い方向に進んでいるので、非常に良い状態にあります」と手応えを感じています
初めて体験する巨人のキャンプについては、「やはり厳しい部分もありますが、自分の成長のためだと思いながら頑張っています」と語り、これからの実戦に向けて開幕1軍残留を目指す意気込みを見せました
今回の巨人の春季キャンプで、石川達也選手が見せた成長は注目に値します。特に、彼が重点的に磨いているチェンジアップの出来は、今後のシーズンにおいて非常に大きな武器になるでしょう。実戦形式での投球練習を通じて自身の感覚を高めていることが伺え、開幕に向けた期待が高まるばかりです。
キーワード解説
- ライブBPとは?:バッティングプラクティスの略で、投手が実際に打者に球を投げる練習を指します。打者は実戦を意識して打席に立ち、投手は実際の投球感覚を磨くことができます。
- チェンジアップとは?:投手が投げる変化球の一つで、通常のストレートの速度よりも遅く、球の回転も変わることで打者に混乱を与える球種です。投手が制御することが求められます。