昨年は不本意な成績に終わったことから、彼の中には強い悔しさが根付いています
キャンプでは、全体練習を終えた後には速球マシンを使用し、1メートルほど前に立って打ち返す練習を繰り返し行っています
彼の表情には、これまでの自分に対する厳しさと、今年にかける強い意志が表れています
山口選手は、昨年の成績が「ふがいなかった」と受け止め、自らの立場を「まだスタートラインにも立てていない」と語ります
2021年には78試合出場で9本塁打、2022年は102試合出場で16本塁打、2023年には115試合で14本塁打と実績を積んできたものの、昨年は51試合出場でわずか2本塁打に終わり、悔しさを味わったことを明かしました
彼は、2軍での日々の中、1軍の試合をテレビ観戦する自分に複雑な心境を持ちながらも、結果に目を背けることはできなかったと振り返ります
「1軍で活躍することがプロ選手として何よりも重要だ」と強く感じたと言います
そして、キャンプに臨む姿勢も変わり、今年は初めて本拠地ではなく遠方で自主トレを開始し、身体のキレを意識したトレーニングに取り組んでいます
特に、宮崎での自主トレでは「小さな動きで速く回転する」イメージを持って取り組み、体重も4キロ減少させ、以前よりも動きやすくなったと手応えを語ります
また、競争が激化する中で、ドラフト1位で加入した同じ外野手の西川選手とのポジション争いにも負けじと、アピールする姿勢を強く持っています
「今年は優勝したいという気持ちが強い」と語る山口選手
昨年の悔しさをバネにして、チームの一員として活躍し、ビールかけを楽しむその日を目指しています
彼は険しい道のりを乗り越えた先に、素晴らしい喜びが待っていると信じ、自らの成長を願っています
山口航輝選手のキャンプでの取り組みは、彼の成長に向けた真摯な姿勢を表しています。特に、昨年の成績に対する悔しさをバネにして新たな挑戦に取り組む姿が印象的です。競争が激化する中での自己改革は、他の選手たちにも大きな刺激を与えることでしょう。
ネットの反応
千葉ロッテの山口選手が自らの成績に対する悔しさと危機感を抱きながら、新シーズンに向けて巻き返しを目指しています
ファンからのコメントには、期待と応援の気持ちが込められたものが多くありました
特に、「今年は体が締まっており、やる気が感じられる」との意見があり、山口選手の変化を好意的に受け止めている声が目立ちます
彼の今季の目標として掲げられている「30本塁打」を期待するコメントや、選手自身が感じる「悔しさ」を大切にする姿勢に対して、ファンは応援を強めています
また、指導法や起用法についても意見が寄せられ、特にメンタル面やコーチの影響が成績に影響しているのではないかとの声もありました
選手が自らの長所を活かす打撃を見せてほしいといった期待も多く、このような応援の声が選手たちにとって大きな支えになっていることは間違いありません
コメントの中には、具体的な数値目標を挙げるファンもおり、現実的な期待感が伝わります
「20本塁打は夢じゃない」という前向きな言葉や、キャンプでの様子を通じて引き締まった表情や鋭い目つきが感じられるとの感想も、多くのファンの胸に希望を与えています
山口選手が今年こそ結果を残し、さらに成長していくことが期待されています
ネットコメントを一部抜粋
引っ張って引っ張って引っ張りまくりや
山口も安田も共に不振になった時に考え過ぎているように見える
どうやらチームには、悩みを一発で解決してくれる凄腕の人がいるようだからw
結果を出さないと生き残れない世界であることは本人が一番知っているはず。
キャンプ映像をみて、ひと目で引き締まったことが分かりました。
キーワード解説
- 春季キャンプとは？プロ野球の選手たちがシーズン前にトレーニングし、体力や技術を整える期間を指します。
- アピールとは？選手が自分の実力や結果を示して、チームのレギュラーポジションを勝ち取るための行動を意味します。
- ビールかけとは？プロ野球のリーグ優勝や日本一になった際に、選手たちが祝う典型的な儀式で、ビールをかけ合うことです。
