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ソフトバンク小久保監督が初のC組キャンプ視察、選手とのコミュニケーション強化へ

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ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督(53)が2月12日、福岡・筑後市で行われているC組キャンプを視察した

この行動は球団史上初の試みであり、特に注目を集めている

ソフトバンクは2022年春から分離キャンプを実施しており、A、B組が宮崎・生目の杜運動公園でキャンプを行う一方で、育成選手が多いことからC組が新設された

小久保監督がC組のキャンプを訪れるのは今回が初めてであり、選手や首脳陣とのコミュニケーションを図る狙いがあった

小久保監督は「A組には信頼できるコーチがいるため、自分が不在でも問題ない」と述べ、筑後のキャンプ地の気温や環境を直に体感するために視察を決意した

このことで、選手たちへの指導やサポートが強化されることが期待される

視察当日の朝、小久保監督は全体集合で「自分との戦いが明暗を分ける」という王会長の言葉を引用し、選手たちに自己管理の重要性を再認識させた

また、リーグ首位打者の近藤選手や本塁打と打点で2冠を達成した山川選手の練習量を例に挙げ、「成功するためにはこのくらいの努力が必要」と熱意を持って語りかけた

さらに、ドラフト4位で高卒ルーキーの宇野真仁朗内野手(18=早実)や同5位の石見颯真内野手(18=愛工大名電)のフリー打撃を見守り、「1年目の選手としては素晴らしい振りをしていた」と評価した

これを受けて小久保監督は宮崎に戻り、今後の選手たちの成長に期待を寄せている

小久保監督のC組キャンプ視察はチーム全体にとって重要な意味を持つ。1軍監督が育成選手と直接対面することで、選手たちは更なるモチベーションを得られるだろう。育成選手の活躍が今後のチームにどのような影響を及ぼすか注目したい。
キーワード解説

  • 分離キャンプとは?:チームの選手を複数のグループに分けて異なる場所で練習する方式のこと。選手の育成や練習環境の確保を目的とする。
  • コミュニケーション:人と人との意思や感情のやり取りを指し、スポーツにおいては特にチームワークや士気を高めるために重要な要素。
  • フリー打撃とは?:バッティング練習の一種で、ピッチャーからの球を打つ練習。選手の打撃能力を評価する際に用いられる。

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