2軍の国頭キャンプでは、ドラフト3位の浅利太門投手(22歳、明治大学)が15日の紅白戦に向けて最終調整を行いました
この紅白戦は、今シーズンの初実戦となる重要な試合です
浅利投手はブルペンで21球を投げ、持ち球である直球、カーブ、カットボール、フォークを織り交ぜました
彼は「力感なく、バランスを意識して投げました
大学時代よりも力を抜く方が腕が振れる感覚がある」と語り、その特徴的な脱力ピッチングが注目されています
具体的には、脱力ピッチングとは、投手が緊張をほぐし、自然な状態で腕を振ることを重視する投球スタイルです
試合ではどうしても力が入ってしまうことが多い中、浅利投手は意図的に力を抜いて投げるよう心がけ、「打たれたら打たれたで仕方ない」と前向きな姿勢を見せました
また、同じ明治大学出身の同期、宗山選手が11日の楽天戦でデビューし2安打を記録したことが、浅利選手に良い刺激を与えています
彼は「活躍してくれると、てんてんになってしまいます」と、同学年の選手への期待感を示しました
浅利選手にとって、この初実戦は新庄監督やチームの首脳陣へのアピールの場であり、自分のパフォーマンスを最大限に引き出すチャンスです
「気負わずに、自分のできることをまず実行したい」と語る彼の姿勢に、今後の期待が高まります
浅利投手の初実戦への心構えはとても印象的です。力を抜いて投げることを重視するピッチングスタイルが、新たな道を切り開く可能性を秘めています。同じチームメイトの活躍に刺激を受けつつ、彼自身も自分の実力を最大限に引き出すことができるのか注目です。
キーワード解説
- 脱力ピッチングとは?投手が力を抜き、自然なフォームで投球することで、動作のバランスとスピードを向上させる技術のこと。