阪神ドラフト3位・木下里都投手、謎の変化球で藤川監督を驚かせる

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2025年2月13日、阪神タイガースのドラフト3位選手である木下里都投手(24=KMGホールディングス)が、ブルペンで行った投球練習で藤川監督を驚かせる一幕がありました

木下選手は、投球において一般的に使われる変化球とは異なる「謎の変化球」を披露しました

この変化球は、シュートしながら急激に落ちる特徴を持つもので、これに対し藤川監督は「今のシンカー?」と驚いた表情を見せました

シュート・シンカーとは?

木下選手が行った投球は、ツーシームと呼ばれるボールに分類されます

ツーシームは、ピッチャーが指先でボールを挟み、わずかに横の回転をかけることで、打者にとって予測が難しい軌道を描く球種です

そのため、ボールがシュート(内側に曲がること)しながら落ちる動きをし、打者を幻惑します

このような生きたボールを投げることができる選手は非常に希少です

木下選手は、「自分でもどこにいくか分からない

試合でも使えればいいですね」と自信をのぞかせましたが、この言葉には彼の不安とも期待とも取れる思いが込められています

期待高まる木下投手の今後

木下選手の今後は、甲子園での実戦を経て、どれだけこの変化球を活用できるかにかかっています

阪神が期待する若手投手の一人である彼が、どのようにしてこの変化球を試合で活用し、ファンを魅了していくのか、引き続き注目が集まります

木下選手の独特の変化球は、観客にとっても非常に興味深いものであり、藤川監督の驚きはその期待の表れとも言えます。彼の成長を見守るファンも多く、特に若手選手の新たな技術の挑戦はプロ野球界にとって刺激となります。
キーワード解説

  • ツーシームとは?:ツーシームは、ピッチャーが投球時にボールに特定の回転をかけて横の動きを持たせる球種です。
  • シュートとは?:シュートは、ボールが投げられた際に、打者に向かって曲がる動きをすることを指します。
  • シンカーとは?:シンカーは、ボールが投げられた後に、急激に落ちるように曲がる変化球の一種です。

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