日本ハムがマイカ与那嶺捕手と育成選手契約を締結

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ハムファイターズは14日、米ハワイ州出身の捕手マイカ与那嶺(24)との育成選手契約を結んだことを発表した

与那嶺は昨秋と今春のキャンプにおいてテスト生として参加し、その実力を見せつけた

与那嶺選手は190センチ、99キロという恵まれた体格を持ち、右投げ右打ちのパワーヒッターだ

特筆すべきは、彼の大伯父にあたる与那嶺要氏がかつて中日ドラゴンズの監督としても活躍したことで、通称“ウォーリー”として知られている

与那嶺選手は2019年ドラフトでフィリーズに29巡目で入団したが、メジャーでの経験はなく、昨シーズンは米独立リーグのボイシー・ホークスに所属し、96試合に出場し打率0.338、ホームラン24本、打点96という素晴らしい成績を収めた

沖縄県名護市で行った入団会見では、「ファイターズの一員としてプレーできることを本当にうれしく思います」と喜びを語った

また、背番号は「150」に決まり、「ハワイ出身に誇りを持っているため、ハワイがアメリカの50番目の州であることから選びました」と説明した

幼少期にウォーリーさんと直接の接触はなかったが、彼の著書を通じて偉大さを知り、当時のプレー映像を見たことがあるという

与那嶺選手は、ウォーリーさんの影響力について「大きかったと思います

プレッシャーはあるが、与那嶺という名前に恥じぬように頑張ります」と誓った

日本文化に親しんで育った与那嶺選手は、自身の好物として「カレー」を挙げ、日常的にも日本語を大切にしている様子が窺えた

また、フィリーズのマイナーリーグ時代には捕手としてプレーし、独立リーグにおいては一塁手としての経験がある

栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは、与那嶺選手の「攻撃力」について高く評価し、「クセのない打ち方で、彼が持つパワーを生かせる形を作りたい」と期待を寄せた

マイカ与那嶺捕手が日本ハムファイターズに加わることは、大きな注目を集めています。彼の体格やパワーヒッターとしての能力に期待が寄せられる一方で、ウォーリーさんとの血縁関係も注目され、プレッシャーに打ち勝つ姿勢が感じられます。今後の彼の成長や活躍に期待したいところです。
キーワード解説

  • 育成選手契約とは?:育成選手契約は、プロ野球チームが選手を指名し、育成を目的とした契約を結ぶことです。育成選手は支配下選手として試合に出るチャンスがあります。
  • ハワイとは?:ハワイ州はアメリカ合衆国の州の一つで、太平洋に位置しています。美しいビーチや文化的な多様性が魅力です。
  • パワーヒッターとは?:パワーヒッターは、ホームランを打つ力が強い打者のことを指します。彼らは長打を打つことが期待され、チームに多くの得点をもたらします。
  • 独立リーグとは?:独立リーグは、MLB(メジャーリーグベースボール)や日本のプロ野球に属さないリーグで、選手たちがプロとしてのキャリアを目指す場です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。