プロ野球日本ハムがマイカ与那嶺選手と育成契約を締結

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プロ野球チーム・北海道日本ハムファイターズは、米ハワイ出身の捕手マイカ与那嶺(24)選手と育成契約を結んだことを14日に発表した

与那嶺選手は、昨秋のエスコンキャンプに続き2軍の沖縄・国頭キャンプにテスト生として参加し、その腕前をアピールした

彼は15日から1軍の沖縄・名護キャンプに合流予定である

契約への経緯と入団会見

入団会見では、与那嶺選手は「昨年の秋季キャンプで見送りになったため、再度招待されて契約をいただけると聞いた時は本当に驚きました」と笑顔で述べた

契約のお披露目に際し、彼は背番号「150」を選択した

ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州であることから、この番号に意味を込めたという

打撃力の高さと注目の背景

与那嶺選手は打撃が得意で、昨年は米独立リーグのボイシ・ホークスで96試合に出場し、打率3割3分8厘、24本塁打、96打点を記録した

主に捕手としてプレーしているが、一塁などのポジションも経験している

なお、彼の大伯父である与那嶺要氏は、1950年代に巨人や中日で活躍した元プロ野球選手で、野球殿堂入りも果たした名選手である

与那嶺選手への期待

会見に同席した栗山CBOは、与那嶺選手の打ち方を高く評価し、「癖のない打ち方でしっかりバットを振る姿に可能性を感じた」と語った

また、栗山CBOは侍ジャパン監督として23年WBCで活躍した日系米国人選手ヌートバーの例を挙げ、「ルーツに日本があることは大事であり、マイカ選手も何か大きなことを成し遂げてくれるだろう」と期待を寄せた

マイカ与那嶺について
与那嶺選手は、2000年10月10日にハワイ・ホノルルで生まれた

祖父の兄が元中日監督の与那嶺要氏であり、野球界の著名な家系に属する

イオラニ高を卒業後、2019年ドラフト29巡目でフィリーズに入団し、22年まで在籍

マイナーリーグでの通算成績は128試合出場、打率2割2分2厘、4本塁打、45打点である

新たに日本ハムファイターズと契約を結んだマイカ与那嶺選手には、家族のサポートを背景に、プロ野球界での活躍が期待されています。特に、彼の過去の成績やルーツに込められた思いは大きな影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • 育成契約とは?:育成契約は、日本のプロ野球において、選手の成長をサポートするための契約形態で、通常の選手契約とは異なる待遇がある。
  • エスコンキャンプとは?:エスコンキャンプは、プロ野球チームが秋や春に選手を集めて行うトレーニングキャンプで、選手の実力を見極める場でもある。
  • 独立リーグとは?:独立リーグは、メジャーやマイナーリーグに所属しないプロ野球チームで構成され、選手たちはプロの舞台でプレーする機会を求めている。
  • 栗山CBOとは?:栗山CBOは、北海道日本ハムファイターズの最高経営責任者であり、選手の育成やチーム戦略に深く関わる重要な役割を担っている。

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