この発表は、井端弘和監督(49)が東京都内で記者会見を行い、オランダ代表と対戦する「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025」(3月5、6日・京セラドーム大阪)に出場する28選手を明らかにした際に行われた
ホークスからは広瀬のほか、杉山一樹投手(27)、大津亮介投手(26)、海野隆司捕手(27)の4名も選出された
プロ初の代表選出
今回の選出について、広瀬選手は「驚きが大きかったです」とその気持ちを語った彼は大学卒業後2年目の選手で、現在はまだレギュラーには定着していないものの、宮崎春季キャンプB組(2軍)で日々鍛錬を重ねている
井端監督は「責任と誇りを持って頑張っていきたい」とさらなる成長を誓った
大学時代の成果と今後の期待
広瀬選手は昨シーズン、プロ初の試合に出場し、35試合で打率2割3分3厘、2本塁打、9打点という成績を残したこれらの成績には満足していないものの、慶応大学時代には東京6大学リーグで歴代4位タイの通算20本塁打を記録するなど、将来の大砲候補と位置付けられている
井端監督は「ポテンシャルが高い選手」と高く評価し、内野全ポジションを守れるユーティリティ性も強調した
若手選手たちの目標
今回の侍ジャパンメンバーは若手中心で、広瀬選手のほかにも阪神の大山選手、佐藤輝選手、日本ハムの万波選手たちも名を連ねている選出された選手はそれぞれ「成長できる期間にしたい」と述べ、他球団の選手たちとの触れ合いから多くを学ぶことを期待している
広瀬選手は「シーズンで定位置を確保し、活躍できればWBCに繋がる」とも話し、さらなる意欲を見せた
杉山選手も代表入り
また、杉山一樹投手はプロ7年目で初めて日本代表に選ばれ、「期待に応えられるように頑張ります」と力強い意気込みを見せたその他の選手たちも、それぞれの抱負を語り、代表としての自覚と責任を持ってプレーする決意を表明した
今回の侍ジャパン選出は、ソフトバンクの若手選手たちにとって大きなチャンスです。広瀬選手を始めとして、期待される若手たちが将来のスター選手に成長することを期待しています。特に、大学時代の実績を持つ選手の選出は、野球界における育成の成果とも言えるでしょう。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?日本の野球代表チームで、国際大会での活躍を目指して選手が選ばれます。
- 内野手とは?野球で、塁の近くにいる守備のポジションで、二塁、一塁、三塁の選手を指します。

