石川選手は、45歳という年齢にもかかわらず、6人の打者に対して計28球を投じ、その中には3球のストレートとともに、緩急をつけた球も含まれていた
このフリー打撃では、オスナ選手に左越えの本塁打を浴びる場面も見られたが、石川選手は「ちゃんと打者に投げることが大事」と冷静に振り返り、次回のシート打撃に向けて、「そこに対する準備はできた」と自信を見せた
石川選手はあと14勝で通算200勝に到達することが目標であり、その達成が彼のモチベーションとなっている
「そこがあるからこそ頑張れている
まだまだやるんだぞ、うまくなるんだぞ、という気持ちでやりたい」と意気込んでいる
また、石川選手は長年使用してきた決め球であるシンカーの握り方を試行錯誤し、さらなる改良を目指している
昨シーズンはわずか1勝に終わってしまった石川選手だが、今シーズンにおいて先発枠を勝ち取るためにはアピールが必要な立場にある
「戦力として見ている
ぜひ競争に勝ってほしい」と監督の高津氏も期待を寄せている
投手力強化が課題となっているヤクルトにとって、石川選手の奮起が求められている
石川選手が45歳で現役を続け、新たな目標に向かって努力する姿勢は多くのファンにとって感動的なものです。通算200勝という偉大な目標に向かう姿は、若手選手にも良い刺激になっているでしょう。期待される大ベテランの奮闘は、チーム全体の士気を高める要素となっています。
キーワード解説
- フリー打撃とは?:打者が投手からの球を打つ練習形式で、本番さながらの状況を作り出すことで、選手たちの打撃力を高める狙いがある。
- シート打撃とは?:守備や打撃の実戦練習を行う形式で、バッテリー(投手と捕手)が実際の試合を想定した状況で練習を行うことを指す。
- シンカーとは?:スライダーやカーブとは異なる独特の変化球で、投手が握ることで横に曲がる特性があり、打者のタイミングを外すのに効果的な球種である。

