山下投手は昨年10月、腰の椎間関節に関連する「第三腰椎分離症」という怪我を再発し、その影響で春季キャンプもB組からのスタートとなりました
彼は今シーズン、自身最速となる実戦登板に意欲を燃やしています
コンディショニングの進展
山下投手は、2025年春季キャンプの初日から、投球練習に励み続けました11日に行われたライブBP(ブルペンでの投球練習)では、右手中指の爪が割れるというアクシデントがあり、予定の30球を10球に減らすことになりました
しかし、13日には3度目となるブルペン投球を成功させ、ここまでの投球数は300球を超えています
これにより、腰部の痛みもなく、シーズンに向けての準備を着実に進めています
投手コーチからも高評価
山下投手は、厚沢投手コーチからも「ブルペンの投球は良い」と評価され、自己の成長を実感していますさらに、彼は休日返上でキャッチボールを行うなど、シーズンに向けて一層の調整を重ねています
シーズン開幕に向けて、重要な一歩を踏み出したといえるでしょう
期待される今後の展開
山下投手は「相手打者が立つことで、自然と出力が上がるこの中で自分の課題を明確に感じながら成長していく」と述べ、彼の挑戦意欲が伝わってきます
彼が投球の精度を高め、大リーグでも通用する投手に成長することが期待されます
山下投手の実戦復帰は、オリックスにとって非常に大きな意味を持つでしょう。腰の怪我からの回復は時間がかかるものですが、彼の意欲や努力が伝わってきます。今後、いかにして実戦経験を積んで成長するかが注目です。
キーワード解説
- 第三腰椎分離症とは?:腰部の第三椎体における骨の分離状態を指し、通常スポーツ選手に見られる怪我の一つです。
- ライブBPとは?:ブルペンでの練習とは別に、実際に打者が立ち、実戦さながらの環境で行う投球練習のことです。
- ブルペンとは?:試合中に先発投手の後に登板するために待機する投手たちのエリアを指し、投球練習を行う場所です。